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2004年 07月 17日
さむいよー
うー、さむ。
確かに今日みたいな天気のシドニーは魅力9割減ですな。
とにかく、シドニーの建築ってのは夏向きに出来てるので、密閉出来るところがない。いつもどこからかすきま風が吹いている状態。(ぴゅー)こっちに来て、初めてdoor snakeなどというシロモノを見た。文字どおり蛇のように長い細長いドアストップで、中に砂だか何だか重い物が詰めてある。どう使うかというと、ドアの裏側に置いて、外気の侵入を防ぐ。(笑)お役立ちだが、何だか情けないアイテムなのである。
おまけに、シドニーの人々は温感(温度感覚)がないっ!こんな日でも、半袖短パンで外を歩いているのもいるし、反対に30度越えるような真夏でもセーター重ね着してるようなのもいる!
だから、「あー、さむ」と安易にヒーターは点けられない。まるでタバコを吸うかのように「あの、ヒーター、点けてもいいですか?」なんて、恐るおそる周囲に聞かなければならない。で、いるんだ。「はい、どうぞ」と言いつつ、ヒーター点けるなり、ガバッと着ていた服2枚ぐらい脱いじゃうヤツが。そんなに温度、上げてないってば。
あー、早く暖かくならないかなー。

# by kaoru_oishi | 2004-07-17 22:53 | その他もろもろ
2004年 07月 15日
酒池肉林?
えー、ちょっと前に帰宅しました。
nicoさんの言ってらした「酒池肉林の鍋パーティー」から。
楽しかったっす。
文字どおり、ワインをがんがん飲んで、肉1.5キロを6人で平らげました。一人平均250グラムという計算になりますが、きむらは一人で350ぐらいは食べたのでは。ステーキだと「肉、喰ってるぞ」という実感を伴うので、ある程度行くと満腹中枢が機能してきますが、薄切り肉だと、食べやすいので、自覚症状なくドカ食いしてしまいますな。バランスを取って明日は絶食‥‥‥しないだろうな。
E様をはじめ、いろいろお持ち下さった皆々様、ご馳走になりました。
今度は拙宅でバーベキューでもいたしませう。食後は腹ごなしにトランポリンもありますし。まあ、飲んだ後は控えたほうがいいとは思いますが。

# by kaoru_oishi | 2004-07-15 23:46 | その他もろもろ
2004年 07月 14日
特別企画 イルザ描いてもらお!
イルザ登場!(第2部第13章より)

ええと、これは、nicoさんにThe Delicious Boyの他のキャラクターを描いていただくという企画です。登場人物はそれこそ書いているこちらにも把握しきれないくらいたくさんいますが、中でもリクエストの多かった(?)「イルザ」でいってみることにしました。企画の主旨はnicoさんのほうに書いてありますので、こちらはイルザの登場シーンをアップすることで、文章イメージを提供いたします。第13章は一応、出来上がってますが、まだまだ直すべき点が残っていますので、どうかご了承ください。(特に英語のパートは信じないように!)

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「えっ」
 入り口に立つ人物を見て、タクミがイスから腰を浮かせた。
「イルザ!?」
「さすがタクミくんはファッションに詳しいですね」
 橋本が感心したように言った。
「すごいっ。本物だーっ!」
 タクミは立ち上がって歓声を上げた。
 女は無言でタクミの見返した。
 女は背が高く、ブロンドの髪を高く結い上げている。年齢はよく分からないが、見た感じでは二十代前半ぐらいである。サーモンピンクの襟なしジャケットとミニスカートのスーツを着てローヒールの白いパンプスを履いている。
(モデルなんだから、シャネル風じゃなくて、きっとシャネルのスーツなのよね)
 藤崎はそう思いながら、無意識にイスに座り直し、テーブルの下からなるべく自分の足が見えないようにした。普段、会社のミーティングではプロフェッショナルらしく見えるようスーツを着ることにしているのだが、今日に限ってはパンツスーツにしていた。昨日の山歩きがたたって筋肉痛を起こしたのが理由だが、スカートでなくてよかったとイルザの足を見ながら思った。
(なんて細い足。私の半分ぐらいじゃないかしら)
「イルザはヴェルサーチやドルチェ&ガッバーナ、ディオールなどのファッションショーに出たほか、「ヴォーグ」「フェイス」「ハーパーズ・バザール」といった雑誌のカバーやランコムのモデルとしても知られています」
 イルザと呼ばれた女は橋本が彼女の経歴について説明する間も我関せずといった態度で室内を見回したり、ニュームーンのメンバーたちを一人ひとりじっくり見たりしている。
「おおお、デルモだぁ」ケンゴが小声でつぶやいた。
「すげえな」カツユキは大きく目を開けている。すっかり眠気が飛んだらしい。
 谷田はメンバーに向かって笑いかけた。
「これが「ピクシー」の隠し球だ。どう、すごいだろう?スーパーモデルと共演だよ。えっと‥エルザだよね?」
'Ilse!(イルザ!)'
 女は鋭い声で発音を直した。この瞬間だけはイスにはまり込んで全身ゲル状になっていた谷田もしゃんと背筋を伸ばした。
「気をつけて。彼女は日本語が分からないぶん、逆に集中して音を聞いているんです」
 橋本が素早く一同の顔を見渡して言った。その様子はモデルエージェンシーの代表というよりは猛獣使いが観客に注意を呼びかけているのに近い。
「で、ショーではこのイルザとの絡みの部分を「ピクシー」のビデオクリップとして撮影します」
「からみ?」
 ショーのメディア向けプレスキットに目を通していた藤崎が顔を上げた。
「あの、具体的にはどういうことでしょうか」
 橋本はイルザの視線に怯えるように目を逸らしながら答えた。
「つまりですね、ここは、まあ、ニュームーンさんたちが曲を演奏している間にイルザに好きなように動いてもらう、ということで」
「じゃあ、特に振り付けや演技はない、ということですね?」
「まあ、そうなります。でも、イルザもプロのモデルですから、どう動けば一番きれいに見えるかよく承知しています。「ピクシー」の歌詞はもう彼女に渡してありますし、曲の通り、いたずらな妖精として、ニュームーンさんにちょっかいを出すことになると思います。‥じゃ、イルザ、」
 橋本は途中から英語に切り替えた。
'.....They are New Moon, they are going to play music at Michio Nakagawa's show.'
 藤崎に促されてメンバーも立ち上がった。
 マサルがテーブルの向こうからイルザに向かって笑顔で手を振った。
'Hello, nice to meet you.'
'Huh.'
 イルザはにっこりと微笑む代わりにあごを反らせて薄い琥珀色の瞳を下目使いにしてメンバーを見、赤く塗った豊かな唇を四角く突き出した。白い歯が唇の間からのぞく。それは牙を剥いたヒョウを思わせた。
「ぁ」
 次の瞬間、カツユキ、ケンゴ、マサルの三人が電気でも通されたかのように体を折り、ほとんど同時にどさりとイスに尻を落とした。
「やっぱり若い子は反応が早いな。いいよ、座ったままでいなさい」
 谷田は含み笑いをすると、指先で眼鏡のレンズをこすった。
「Pixyじゃなくて、Femme fataleを呼んじゃったんじゃありません?‥‥でも、さすがのイルザの魅力もメンバー全部には効かなかったみたいですわね」
 藤崎は自分の横を見やった。
 顔を赤くして座っている三人の横でタクミと薫が立ったままイルザを見ている。
「すごく赤いリップカラーだよね。あれもやっぱりランコムかな?ね、どう思う、カオル?」
「さあ」

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(追加)2006年8月2日(水)
・・・とまあ、こういう企画だったのですが、その後 nico さんのブログから The Delicious Boy 関連のイラスト類・コメントが全て撤去されたので、今はこうして文章だけが残っています。
いつの日か、nico さんの素敵なイラストと洒脱なエッセイが復活したらいいな。
きむらはそう思っています。


# by kaoru_oishi | 2004-07-14 20:52 | 第2部以降の小説閲覧
2004年 07月 14日
これがきむらの小説のあらすじだっ!?
どうも。きむらです。

2004年の7月にブログ開始と同時にアップを始めた小説「The Delicious Boy」ですが、7か月も経ってから「あらすじ」を載せておくことにしました。

あらすじ。
きむらは活字中毒なもんで、印刷してあるものなら何でも楽しく読んでしまいます。
そして、これはやってはいけない!と分かっているのですが、つい、新聞や雑誌をトイレに持っていってしまったり、自動車の中で新聞に目を通して、たちまち車酔いになったりします。まあ、トイレのほうは、最近は不必要な長時間滞在を避けるようにしていますので、読むものも比較的簡潔で生活にそのまま役立つものを選ぶようにしていますが。(例:「G」の薬の説明書き(爆))
自分がそういうタイプなもんで、今まで「あらすじ」というものに対する必要性を全く感じていませんでした。小学校のときは学校で「段落分け」「小見出し作成」と並んで「あらすじを書く」といのを習いましたが「どうせ、全部読んじゃうのに、どうしてあらすじなんて書かなきゃならないんだろう」と不思議に思った記憶があります。

しかし。
最近、オンライン小説について自分なりにお勉強した結果、読者にとって、あらすじの有無が読む意欲を大きく左右するらしいということが分かりました。

もしかして、あらすじがなかったから読まれてなかったのかも?

ということで、遅ればせながら、あらすじをご紹介するわけなんですが。
これって、きむらが小説の検索サイトに載せたときの紹介文と同じですよね。

もう一度、一からあらすじを書くのは面倒なので、ここにまとめてアップしておきます。
ちゃんと原稿を前もって準備しておけばよかったのですが、きむらはサイトに登録する段になってから慌てて書いているので、サイトによって紹介文の内容が違っていたりします。
まあ、それもご愛嬌ということで。

これが「カオスパラダイス」に登録したときの紹介文です。
人気No.1のロックバンド「ニュームーン」は、現在、スコットランドでサードアルバムのプロモーションビデオの製作中。しかし、トラブルの連続で、メンバーの士気はいまひとつ。果たして無事に完成することができるのか? どこかミステリアスなベーシスト大石薫を中心に「ニュームーン」の活躍を描いて行きます。軽いタッチの現代小説ですが、ストーリー展開は一筋縄ではいきませんよ(ニヤリ)
リンク先に関連イラストもあります。


続いてが「楽園」の登録用紹介文です。
人気No.1ロックバンド「ニュームーン」は現在スコットランドでサードアルバムのビデオを製作中。しかし相次ぐトラブルでメンバーの士気は今ひとつ。果たして彼らは無事にビデオを完成することができるのか?ストーリーは事故で記憶を失ったベーシスト大石薫を中心に「ニュームーン」の活躍を追っていきます。なお、ファンタジーと紹介していますが、超能力、魔法、王族、異世界召還などのお約束は一切出てきません。現代社会を舞台に、もしかしたら本当にあるかもしれないファンタジーを描いていきます。(もちろん普通の現代小説、あるいは恋愛小説としても楽しめますよ)特にロックやギターが好きな人にはオススメ。(実はあるバンドをモデルにしています(笑))別サイトに関連イラストもありますので、興味のある方はどうぞ♪

で、これが「ノベルウッド」。
今年ヨーロッパデビューが決まった若手人気ロックバンド「ニュームーン」は現在スコットランドでプロモーションビデオの撮影中。しかし、レコード会社の陰謀でメンバーの士気は今ひとつ。無事にビデオを完成させることができるのか?

サイトによって制限字数が違うので、長さがずいぶん違いますね。
ま、でも、だいたいこんなもんです、きむらの小説の内容は。

ちなみに小説検索サイトで重要になってくる「カテゴリ」なんですが。
きむらは、一応「(恋愛)ファンタジー」としてみました。

ファンタジー。
きむらがこの言葉で連想するのはEarth wind & fireの「宇宙のファンタジー」とか、ディズニーの映画「ファンタジア」とか、去年のAmerican Idolというアイドル発掘番組で見事優勝して、歌手としてデビューしたファンタジアという人ぐらいです。(注:この名前、本名なんだそうです。さすがアメリカ、ぶっとんだネーミングですねー。彼女は歌手になったからいいですけど、もし、会計士とか税理士のようなお堅い仕事についてたら、どうなってたんでしょう)

個人的には寒イボが出そうなので、滅多に口にしない言葉ですが、きむらの小説は純文学でもなく、歴史小説でもなく、SFでもなく、もちろんSM小説でもエロ小説でもないので、消去法で行くとファンタジーが残り「そんなもんなのか」と自分でも首を傾げつつ、そう呼ぶことにしました。

もしかして、エロな展開を期待していた人がいたとか?(爆)

ということで「あらすじ」でした。


(追伸)
「メルマガ閲覧希望」のメール、ときーーーーーおり届いています。
どうもありがとうございます。

それから、なんだかよく分からないメールも、ときおり届いております。
開封せずに削除しちゃってます。

んでもって「オンラインカジノ」さんからも、いまだに連絡が来ます。
一体どんな人が、こういう賽の河原の石積みのような作業を続けているのか、非常に気になります。
ぜひ、ホテルの大広間でも借り切って「オンラインカジノ」「バイアグラ」「男性の大切な場所を伸ばす貴重な情報」のスパム送付係のオフ会というのを開いていただきたいと思います。

# by kaoru_oishi | 2005-02-08 22:57 | ごあいさつ | Trackback | Comments(10)

# by kaoru_oishi | 2004-07-14 17:37 | ごあいさつ