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2011年 08月 25日
オーディションすれば?
どうも。きむらです。
吉本の島田紳助引退のニュース、ネットで知りました。

・・・うーん、いまいちピンと来ませんねぇ。

というか。
せいぜい1年に2週間ほどしか日本に滞在しないので、その間にTVを見ても、
「これ誰?」
「何これ?」
と、ひたすら質問を繰り返して終わってしまいます。

島田紳助も「漫才ブーム」や「ひょうきん族」時代の印象が強くて、司会者の第一人者と言われても「へー、そうなんだぁ。出世したんだねぇ」ぐらいにしか思えなかったです。

そして。
続報では大物司会者が急に抜けてTV局は対策に大わらわだとか。

あの、思ったんですけど。
緊急で誰か名の通った人を呼んでその穴を埋めるくらいなら、
いっそ、セレナーデ、
じゃなくて、
いっそ公募しちゃったらどうでしょう。

しかも。
ただの公募ではなくて選考のプロセスにもしっかりカメラを入れ、
視聴者も投票できるようにして、
20人ぐらい候補者が残ってからは、ライブでオンエアし、
毎週1人づつふるい落としていって、
最後に残った2人で争うファイナルは3時間ぐらいの特番にして、

そうしたら、
3ヶ月分くらいの番組なんて楽勝で作れちゃいますね。

・・・なんて。
これはまさに今の豪州のTV番組そのものなんですが(笑)

The Biggest Looser、MasterChef、The Renovators、特にチャンネル10はこのスタイルで1年中番組を作ってまわしています。他にもチーム対抗型の My Kitchen Rules や The Block、芸能界へのデビューが約束された Australia's Got Talent や The X Factor Australia's Next Top Model など、対象はいろいろながら、このテの「素人発掘番組」は山ほどあって、絶えず何かしらオーディションをやっています。

3人の審査員(「厳しい」「甘い」「ちゃらんぽらん」と役割が決まっている(笑))
のコメントが番組の重要なポイントなので、そこにはそれなりに面白くて喋れる文化人&業界人を配置し、あとはちゃんと台本どおりに進行できるそこそこ見目のいい司会者がいればこれで完成です。

これはあくまでもきむらの考えなのですが、日本人は元来口下手で素人が喋れない分、外国の番組では素人がやる分野にお笑い芸人やあまり知られてない若手タレントが起用されているため、余計にギャラがかかったりプロダクションの力関係でメンバーの偏りが出たりするのだと思います。
ですから、ここで素人(あるいは無名の文化人)を登用したら、経費の節約にもなりますし、今まで堆積して来た問題が一気に片づきそうな気がします。

まあ、それがダメなら。

各TV局が体制を立て直すまで、思い切ってかなり過去のドラマや時代劇の再放送をやってもいいですね。

ずーっと昔「獅子のごとく」という3時間ドラマを観た記憶があります。
ネットで検索してみたら、1978年放送とありました。
森鴎外の生涯を描いたものでしたが、その当時単発の長時間ドラマはめずらしく、また、そのドラマの主題歌(大橋純子「たそがれマイ・ラブ」)が印象的でした。

こういった、しっかりした内容で豪華な配役のドラマがまだまだビデオ編纂室に埋もれたままになっていると思うんですよね。そういうのがぜひ観たいです。
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by kaoru_oishi | 2011-08-25 23:22 | クールジャパン
2011年 08月 22日
奇しくも・・・
どうも。きむらです。
今日は8月22日。
向田邦子が飛行機事故で亡くなってちょうど30年になります。

きむらが読んだ向田邦子の本は「父の詫び状」で、飛行機の搭乗時間を待つ間に寄った成田空港内の本屋で買いました。
そのときのきむらは、行く先のシドニーにこれからどれだけ滞在するか分からなかったため荷物はスポーツバッグひとつの軽装で、本はガイドブックと辞書しか持っていませんでした。

時間が限られていたのと本屋の店舗が小さくてあまり品揃えがよくなかったので、いつも読むようなSF系の本が見つからず、手元に残ってた日本円の硬貨で買えるだけの値段でしかも直木賞受賞作家の本ということで選びました。

そして。
飛行機が離陸し、機内で読み終えてからあとがきで著者が飛行機事故で亡くなったのを思い出し「おおお」と肝を冷やしました。

向田邦子というと、きむら世代にとっては「ホームドラマの脚本を書いていた人」というイメージが強かったですが、エッセイ集である「父の詫び状」を読んでその完璧な文章に打ちのめされました。

脚本家ってセリフを書くだけじゃなかったんですね。
それまで詩集や脚本は「小説と比べて余白が多くて本として買うにはもったいない」と思っていましたが、向田邦子を読むようになってから脚本に対する偏見が亡くなったように思います。
(まあ、でも、個人的にはやはり向田邦子は小説・エッセイのほうが好きですが・・・)

「父の詫び状」を読んで以来積極的に買ったので、向田邦子の本は脚本ものと第3者がノベライズしたもの以外はほとんど全部持っていて、後年ぽつぽつ出た向田邦子の家族が書いたエッセイや向田邦子の研究本などと一緒にシドニーのきむら家の本棚に並んでます。この間久しぶりに本を並べ替えたときにざっとチェックしてみましたけど、年を経て多少紙が変色していますが、じゅうぶん読書に耐えるコンディションでした。

・・・ここまではきむらの読書遍歴ですが。
先ほどインターネットで日本のニュースを読んでいて俳優の竹脇無我が亡くなったことを知りました。

絶句。
森繁と並んで、向田邦子のドラマではなくてはならない俳優でしたので。
それに。

きむらの子供時代に正統派美男子といえば、真っ先に名前が出て来る方でした。

訃報を知って即座にYouTubeに飛び「大岡越前」での加藤剛とのツーショットを観ました。
う、うつくしゅうございますっ(涙)
それからYouTubeではまだ発見できていませんが「源氏物語」の頭中将役で光源氏の沢田研二と並んで・・・確か立ちションしているシーンがあったような・・・。
それから、忘れられないのが「元禄太平記」。
ご存じない方はウィキペディアか何かでキャストだけでも見てビックリしてください。
もう豪華絢爛な顔ぶれの中で石坂浩二演じる柳沢吉保と堂々と渡り合う柳沢兵庫
役の竹脇無我。

あの時代の「美男子」は、現代の、ヘアスタイルやメイクや服装を作って成りすましている「イケメン」と違って、
本当にほんとうにほんとうに素で綺麗で、しかも自分の美しさを前面に出さない無造作な演技をしてました。

謹んでお悔やみ申し上げます。

この前は「ゲバゲバ90分」の前田武彦の訃報を読んだばかりですし、またしても昭和が遠ざかっていくようで寂しいです。


(蛇足)
ここ数年、日本のTVで面白いと思うのはアニメだけです。
昔っから筋金入りのアニメっ子だったからもあるでしょうが、ドラマやバラエティ番組を試してもすぐに飽きて最後まで観ていられません。

どうしてそうなんだろうかと考えてみたのですが、
動きや演技がオーバーアクションだったり、やたらケバケバしいCGがポンポン出て来たり、出演者個人の人間関係が番組の進行に影響を与えすぎていて普段日本にいないきむらには把握しきれない、あたりが理由ではなかろうかと思います。

ドラマもバラエティも昔は好きだったんですけどねぇ。
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by kaoru_oishi | 2011-08-22 22:50 | その他もろもろ