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2008年 09月 09日
グレタ・ガルボ・・・じゃないよね?
どうも。きむらです。
福田首相の突然の辞任から1週間も経たないうちに、またもや大物の突然の辞任がありました。
って、今度は豪州の話ですけど。

9月5日にNSW州の州知事モリス・イェマ(Morris Iemma)が突然辞任しました。
まあ、州の財政問題等背後ではずいぶん長い間すったもんだあって、知事の座は安泰ではなかったようですけど、前日に州蔵相のマイケル・コスタ(Michael Costa)をクビにしたばかりなので、まさかその直後に自分まで辞めるとは思いませんでした。

NSW州の州政府は1995年から労働党が与党ですが、イェマの前任(ボブ・カー、Bob Carr)も任期途中で辞任しましたし、州知事以外にも今年に入って州教育相のジョン・デラ=ボスカ(John Della Bosca)が個人的な不始末で連日メディアを賑わしたあげくにしています。
どうもこちらの政治家はわりとあっさり辞めてしまうなぁ、というのが、きむらの感想です。
(この「個人的な不始末」に関する記事は「Iguanas」のキーワードで検索すればネットでいくらでも読むことができます。まあ、出来事自体は大したことではなかったのに、真摯に対処しなかったばかりにマスコミに叩かれて大騒動になりました)

そして。
イェマ辞任の翌日には早速ニュースで次の州知事が発表されました。
ネイサン・リース(Nathan Rees)という人だそうです。
ここ数年、州政府の要職はほとんど同じ顔ぶれの間をぐるぐるしていましたが、その枠外から急に出てきた印象があります。
(州政府や労働党に詳しい人ならもうちょっと背景が分かるのでしょうが、きむらのようにTVや新聞でニュースをちょこっとチェックする程度ですと「え、誰?」状態です)

で、そのネイサン・リースなんですが。
紹介されるときに、なぜか「Garbo」という言葉が一緒にくっついてきます。
Garboって・・・もしかして「グレタ・ガルボ(Greta Garbo)」?
州知事と往年の大女優に一体何の関係が?

分からないので、早速調べてみました。
そうしたら。
この Garbo という言葉、Garbage collector(ごみ収集人)の略語でした。
もー、こういう辞書にない言葉がバシバシ出てくるんですよっ、こっちのメディアはっ!
・・・・って。
この政治家がごみ拾いの仕事をしてたんですか?

ネット検索によると、確かにネイサン・リースは過去に Green keeper(芝生の世話係)やごみ収集人の職歴があるようです。
でも、本業でなく「大学在学中にアルバイトとして」でした。
なーんだ。
メディアの報道ぶりから、てっきり「草履取りから関白まで昇りつめた豊臣秀吉」的な大出世だと思って「すごいじゃん!」と感心したのに。

まあ、でも、逆に考えれば「ごみ収集人も経験した知事」ということで、一般受けしそうな気もします。
しかも、ネイサン・リース、今年40歳。
40歳ったら、学校のPTAの会長とか、リトルリーグのコーチとかやってそうな年齢ですよ。
それなのに、日本の総面積の2倍以上もあるNSW州を動かしていくなんてっ。
やっぱすごいわ(驚)

州の新内閣はほぼ決まったようで、新旧メンバーの交代が取りざたされています。
名前を見ただけで経歴とかは調べてないですけど、NSW州を回していく人たちって、あんまり英米系の名前ではないですね。何だか南欧系が多そうです。

「エリック・ローゼンダール(Eric Rozendaal)州蔵相」なんて聞くと、つい「おお、ここにも「ローゼン閣下」がいるじゃないか!」と思ってしまいますが。
それにしても、日本の新しい首相は誰になるんでしょうね〜。

(蛇足)
この Garbo という言葉。「ガーボー」と聞こえます。
豪州独特の略し方だそうですけど、そういやよく見かけます。
Salvation Army(日本語では救世軍と呼ばれる慈善団体)は Salvo「サルヴォー」
Fremantle(フリーマントル)は Freo「フリオー」

では Arvo「アーヴォー」って何でしょう?

答え:Afternoon

って。
スペルが全然違うじゃんっ!
どーしてこーいう略し方すんだよっ!
アフタヌーンぐらい略さないで言ってくれよ〜。

などと思いつつ午後の紅茶(単なるミルクティー)を味わうきむらなのでした。

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by kaoru_oishi | 2008-09-09 13:07 | その他もろもろ
2008年 09月 08日
雨降って地滑る
どうも。きむらです。
9月に入ったとたん、クシャミ連発しています。

季節の変わり目だからか、あるいは地球温暖化だからか、はたまた太陽黒点が消滅したからか分かりませんが、ここ数日のシドニーの雨はとんでもなかったです。

「おお。空がちょっと暗くなったぞ」と思った数分後には土砂降りの雨! 
木曜日などは、洗濯物を干したまま出かけていて家に帰ってくる途中でご近所さんに会って話している間にポツンときたので、話を早々に切り上げて帰ってきたものの「は〜、間に合ったぁ」と、家に入って靴を脱いでいるときにゴーッと雨が降り出し、あわてて二階に駆け上がるも、既に洗濯物はぐしょぐしょ、でした。
そして土曜日は、豪雨が遠くからやってきて降るだけ降り、勢力を十分残した状態でさらにほかの地域へと去っていく様子を窓ごしにこわごわ眺めていました。
NSW州は慢性的な水不足が続いているので、適度なお湿りなら大歓迎なのですが、昨今の雨は破壊力があり過ぎて下手すりゃ雨量だけで家屋倒壊でも引き起こしそうです。

で、そんな折りに聞いた話。

相方の仕事仲間がこの雨の中を車で走っていたら、突然車がスピンを起こして、あわや大惨事というところだったそうです。
あれですね「ハイドロプレーニング(Hydroplaning)」という現象。
大量の雨が短時間にダダーッと降ってそこらじゅう冠水していた状態でしたから、普通に80km(日本だと60kmぐらいでしょうか)ぐらいで走るこちら道路だと簡単に起こってしまうんだと思います。

そのとき車には仕事仲間氏の他に家族3人が同乗していましたが、運よく路肩に止めることができ(しかもたまたま周りに車がなかった!)誰もケガもなく、車も無傷だったとのこと。
本当に助かってよかったと思います。

で、事故(?)の直後。
仕事仲間氏はすぐさま家族の安否を確かめました。
奥さんと上の子供はショックで放心状態。
ですが、下の子(幼児)は。

「Daddy! Do it again!!(パパ、もう一回やって!)」

と、大変喜んでいたそうです。

・・・・お父さん、脱力〜。

とにかく。
雨の日も風の日もこうやって車を出して家族を送り迎えする親御さん、ご苦労さまです。
そして。

相方の仕事仲間氏
相方
きむら父上へ、

Happy Father's Day

豪州は9月の第1日曜日が「父の日」なのであります。
って、記事を書いているのはその翌日で、完全に遅れてますが、勘弁してください(笑)

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by kaoru_oishi | 2008-09-08 13:18 | その他もろもろ
2008年 09月 02日
ど、どんだけ・・・・
どうも。きむらです。
今朝は公立学校の先生のストライキがあったため、昼近くまできむら子供がいて、最新ニュースのチェックができませんでした。
なので、正午のニュース(国営放送)を見ました。

一番目はタイ首都の暴動についてでした。
二番目はアメリカに襲来したハリケーン「グスタフ」についてでした。
三番目はアメリカの共和党の副大統領候補の十代の娘が妊娠しているという話でした。

あれ。

その次は豪州の俳優兼脚本家(きむらの知らない方でした)の訃報、その次も豪州の園芸家(またもや知らない方でした)の訃報で、途中に芸能専門の人のコメントが入ったりして、内容は芸能ニュースっぽくなりました。

あ、あれっ。

そして。
ようやく「日本の福田首相辞任」のレポートが。

12時ちょうどに始まったニュースで、このレポートがあったのが、何と12時18分。しかもただ「辞めた」というだけで、現地からのレポートもなく、識者のコメントもなく、1分程度でスポーツニュースへ。

ちょ、ちょっとぉぉぉぉ〜っ。
一国の、しかもサミットを開催したような国の総理大臣が辞めたというのに、扱いが小さすぎませんっ!?

きむらより早起きしていたきむら子供情報によると、朝の民放のニュースでは「福田辞任」を伝えていたそうなので、完全にスルーではなさそうなんですけど、まだ就任も、というか共和党と民主党のどちらが政権を取るか分からない状態なのに、アメリカの副大統領候補の、しかも娘の妊娠のほうがはるかに扱いが大きいのには正直ビックリしました。

果たしてこの報道姿勢は、

1. 豪州はもはや日本に関心がない
2. 首相が誰であっても日本の政局に変化がないことが豪州にバレてしまっている
3. 豪州はアメリカの政局になみなみならぬ関心を寄せている
4. 豪州はスキャンダラスなゴシップネタが好き
5. 単にニュースの編成が順番を間違えた

このうちのどれかの現れなのでしょうか。

(蛇足)
きむら、たまたま城山三郎の「男子の本懐」を読んでいる最中です。
これは第27代内閣総理大臣濱口雄幸と日銀総裁井上準之助の友情と金本位制への復帰を目指す情熱を軸に描かれた大河小説でありまして、難しい語彙や歴史的背景に対する知識が出てくるため、ラノベのようなスピードで飛ばし読みはできませんけど、読みごたえがあって、しかも胸にグッときます。

しかし、それにしても。
昔の政治家は命を張って国を動かしてたんですね。

次の総理がどなたになるのかは分かりませんが、自分の命を張るまではしなくてもいいですが、政治生命を賭けるぐらいの意気込みで国政に取り組んでいただきたいものです。
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by kaoru_oishi | 2008-09-02 13:46 | その他もろもろ