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2008年 04月 30日
こ・れ・は・ヤ・バ・イ
どうも。きむらです。
スクールホリデーの2週間は見事に連日雨(17年ぶりの記録だとか)そして、学校が始まったと思ったら、今度は記録破りの低温(山間部で雪が降ったそうな)で、慌てて冬物を引っ張り出して着ています。
それから昨日は、今後の環境変化がシドニー近郊の町にどの程度ダメージを与えるかの予想みたいなものが発表されてました。
(海面が上昇したら、ビーチ沿いのこの辺の土地は水没するでしょう、とかいったもの)

このままですと、不動産のキャッチコピーもそのうち
「バルコニーに出ると、そこは海。リゾート気分が満喫できる、私だけのとっておきシーサイドライフ」
から、
「全天候対応型。大雨でも海面上昇でも目減りしない土地。裏庭で野菜を作りニワトリを育てる質実剛健な暮らしをあなたに」
に変わってきそうな気がします。

と、まあ、気候の話はこれくらいにして。
天候不順が続いていたので、ここのところTVを見る機会がいつもより増えていました。
こちらのTVは年が明けて最初の1か月は、クリスマスホリデーの延長で短期単発のどうでもいい番組や古い番組の再放送をしています。そして2月から新番組が始まり、4月末でひと段落ついて、5月から次のシーズンに入ります。

きむら家の今年のヒットは「So You Think You Can Dance」(ダンサーのオーディション番組)と「The Biggest Loser」(一般公募した「非常に重量のあるみなさん」が番組内で減量に励むリアリティ番組。いずれも Channel 10)で、きむら子供は「Rhys、がんばれ」とか「Cosi が落とされた〜」とか、きゃあきゃあ言いながら見ていました。

もちろん、きむらも見るには見てましたけど、その間、晩ご飯の準備が第4コースを回ったところだったり、電話で話していたりしたので、番組に登場する個人名を全部覚えるほどはハマれませんでした。

むしろ。
番組の途中に入るCMを見ては、散々突っ込みを入れていたような。

中でも Cadbury の Flake という軽いタイプのチョコレート・バーのCMは、アートハウス系の映画を思わせる黄みがかった風景と厳かな女性コーラスをBGMに、ケイト・ブランシェットに似たきれいな女性が、フィルムの逆回しで口の中のチョコレート・バーを「ぐぉげげげぇ〜」と吐き出す、というシロモノで、きむら家では群を抜いて不評でした。
「なんで逆回しやねん!」
「いくら逆回転でも、口から出てきたモノ見て「おいしそう」とは思わんだろ」
「気持ちわる〜」
もう、このCMが映るなりブーイングの嵐。
・・・・・3か月めいっぱい楽しませてもらいました(笑)
(補足:
YouTubeではこのCMは「Summer Rain」と呼ばれていて、ちなみにこの女性はAlyssa Sutherlandというモデルだそうです。で、そこのコメントではこのCMはなかなか好評でした(たはは))

そして季節は変わり、この時間帯のCMが変わりました。
KitKat Family Size。
あれです、日本でもよく知られている「キットカット」を普通の板チョコサイズにしたもの。
チョコレート自体はいいんです。おいしいですし。
しかし内容が・・・・・。
YouTubeで見つからなかったので、記憶を頼りに描写してみますね。

オージーのお母さんが子供を連れてスーパーマーケットで買い物をしています。
子供は全身スパイダーマンを思わせるコスプレをしているので、顔は見えません。
その子は素早く動き回りながらキットカットに注目しています。
そして、スーパーの中にも外にも同じコスプレの子供たちが何人かいます。
みんな忍者のような動きをしていて、どうやら仲間らしいです。
お母さんは買い物を終え、家に帰ってきます。
「さて、一息」と、キットカットを開け、家族にすすめます。
コスプレの子も、一本持って食べようとしますが、顔全体が布のマスクで覆われていて、口に入りません。
「あらまあ」お母さんは微笑みながら、子供の被るマスクを両手でつかみ、引っ張ります。
すっぽん!
家族全員驚愕の表情!
・・・・・自分の子供とは似ても似つかぬアジア系の男の子でした・・・(汗)。

CMは
「おやおや、キットカットにつられてヨソの子が来ちゃった〜(笑)」
というコメディーのつもりで作ったんでしょうが、とーてーも笑えません。
「今」という、ひじょーにアレなタイミングで放送を始めてしまったからです。
子供が着ているパチモン・スパイダーマンのコスチュームの赤は、恐らくキットカットを連想させるはずだったのでしょうが、皮肉にも、真っ先に現在、世界のいろんなところでひるがえりまくっている別のモノを思わせます。
そして、家族のリアクションも、単に「びっくりした」ではなく、
「うげぇ〜っ!」
なんです。
しかも(これ、CMを見せないことには伝えられないんですけど)特に母親の表情が「驚愕」ではなく、あからさまに「嫌悪」だったりします。

・・・・・あいたたたた。

もし出てきたのが「オージーの女の子」だったら、ぜーんぜん問題なかっただろうと思いますが、下手にマルティカルチャリズムと現在のトレンドを混ぜてしまったがために、意図せずにヤバイメッセージを秘めた「珍作」になってしまいました。
今ごろ、チョコレート会社と製作したところは対応に大わらわなのでは。
これはきっと早々と「お蔵入り」になると思いますので、今、見ておくことをおすすめします。

(蛇足)
お蔵入りといえば。
80年代にボーイ・ジョージが出ている缶チューハイのCMがありました。
ですが、きむらがそのことを言っても、
「えー、そんなのなかったよ!」
「それって女の人だったんじゃない?」
と、周囲に否定されまくって、ほとんど「都市伝説」扱いでした。

でも、それ、最近YouTubeで見つけました。
ボーイ・ジョージが「西遊記」の三蔵法師に扮して、かなりリアルなマスクの孫悟空や猪八戒、沙悟浄をお供に雲の遊覧を楽しむ、という内容です。
このころのカルチャークラブはまだまだ人気絶頂だったので「えー、こんなCMに出ちゃうの! スゲ〜」とびっくりした記憶があります。
でも、これはオンエアになってすぐにボーイ・ジョージが薬物使用で逮捕されたため、たったの数回で放送中止になりました。
(他の人たちが指摘していた「女性」は、その後に同じメンバーで作った続編で、ボーイ・ジョージの「差し替え版」として三蔵法師に扮していました。これもYouTubeにありました)
長いこと「そんなCMはない」と言われ続けていただけに、無実の罪を晴らした気分です♪

よし、今度はもうひとつの都市伝説「ファンタゴールデンアップルは存在した!」に挑戦するぞ!

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↑ただひたすら貼り続けてます。

(訂正と蛇足の蛇足)2008年5月23日(金)
文中に「Cadbury のキットカット」とありましたが、豪州のキットカットの製造販売元は Nestle でありました。
(今、家に現物があるので、今度は間違いないですっ!)
お詫びとともに、ここに訂正いたします。

ついでに日本の製造販売元を調べてみましたら「日本で最初に販売した時にはマッキントッシュ(不二家と提携)、その後マッキントッシュはネスレに吸収された」とありました。

道理で「ネスレのキットカット」でピンと来なかったワケです。
歳がバレちゃいますけど、キットカットの最初のCM、バリバリ英国を強調したものだったので「マッキントッシュのキットカット」というキャッチフレーズとともに今でも記憶に残っています。
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by kaoru_oishi | 2008-04-30 13:14 | その他もろもろ
2008年 04月 13日
まだ間に合うっ!? The Lunatic Lovers コンサート傾向と対策 その2
どうも。きむらです。
「その1」を書いたときには翌日には続編がアップできるつもりでしたが、ちょうど、きむら子供の学期末と重なってしまい、何がなんだか分からない怒濤の1週間になってしまいました。

・・・まだ、間に合いますでしょう・・・か?

(ええと、またまたしつこいですが「元ネタのバンドのメンバー名は分かるけどフィクションのバンド「TLL」のメンバーは誰がだれやら」という方のために、メンバー名と得物を挙げておきます。

Billy McMahon (Vocal)
Angus Stuart (Lead Guitar)→ Kaoru Oishi (Lead Guitar)
Nigel Morrison (Bass Guitar/Rhythm Guitar)
Jeremy Douglas (Drums)
Ian Cameron (Keyboards/Synthesizer)

[コンサート第2部]
おっとびっくり、メンバー全員が黒いスーツ姿で前に固まっての登場です。
しかも、ドラムのジェレミー・ダグラス以外のみなさんでキーボード演ってます。
世代がバレちゃいますけど、一目見たとき「ク、クラフトワークでっか?」と思いました。

Woody Bigpond とコラボした曲が収録されている最新アルバムを聴いていても「なんだかシンセ回帰だな〜」と感じたんですけど、この陣形(?)ですから、今回はやっぱりその線で行くつもりなのでしょう。
新作アルバムの発売を待たずしてギターのアンガス・スチュアートが脱退してしまったのも、もしかしたらこの辺に理由があるのかもしれません。

この「テクノ」っぽい演出でのパートではたくさんの曲がメドレーで出てきました。
(曲名は暗がりの中、コンサートチケットの裏側にペンで殴り書きしたので、帰りの電車で見直したら、ほとんどが判読不能のミミズの大行進でした。記憶違い/判読ミスご容赦くださいっ)

* The Light Is On Our Side
* I Want Your Money
* Breaching Washinton Convention
* On My Own(だと思うんですが、ちょっと自信ないです・・・)
* Not So Popular Flavour Of Ice Cream
* Popularity
* I Got Kicked Out From Her Room At The Upstairs
* I Bet On You

そしてこの後「テクノ」から「通常運転」に戻りました。

* Extraordinary Love
* One Night Stand In Paradise
* Broken Line
* Stop The Rain
* This Film Was Censored

「Extraordinary Love」の前に、ビリーが
「今、いろいろなことが起こっているよね〜」
と、ちょっと国際情勢について匂わせる発言をしたので、
「きゃ〜、ビリーも「ビョーク発言」するかっ!?」
なんて、ドキドキしましたが、ビリーは核心には触れず、
「じゃあ、こんな不確かな世の中でも生きていかなきゃね〜」
的にまとめて、曲に入りました。
てっきり、このしゃべりだと「Something Will Happen Tomorrow」が来るかと思いましたよ。
カオルのギター、よかったっす。

ファンサービスなんでしょうか、ビリーが話さないときはナイジェルがMCやるんですが、声が響かないからかボソボソしていて、ぜんっぜん何言ってるか分かりませんでした。
まあ、ナイジェルがマイクに向かうと反射的に観客が「ギャ〜〜〜〜ッ!」と叫ぶので余計聞き取りにくいワケなんですが。
ナイジェルはやっぱり黙って演奏してるほうが似合います、ハイ。

それから「One Night Stand In Paradise」では恒例の「ビリーのピック投げ」がありました。
銭形平次じゃないですけど、もう25年は投げてますから、きっと百発百中の命中率で思うままの方向に飛ばせることでしょう(笑)

そしてトリの「This Film Was Censored」にメンバーの紹介がありました。
見事にいつもの調子でした♪
で、ナイジェルの紹介になると起こるんです、恒例のコールが。
「プレイ・ザ・XXッキン・ベース、ナイジ!(Play the F**king Bass, Nige!)」
普段、罵倒語なんて使わない上品なきむらも、つい、一緒にコールしてしまいました。
(実を言うと、単に「F」がうまく発音できないから使わないだけで「Bloody」なら、ものすごく流暢に言えます(笑))

ライブで「This Film Was Censored」を観ていると、ドキュメンタリー「Hit Blue Steel Tour」(1984) のシーンが重なり、胸が熱くなりました。
きむらが TLL をライブで見たのが87年、アルバム「Popularity」はそこそこヒットを飛ばしていたものの、何となくバンドに翳りが見えていたころでした。
87年から約20年、バンドのメンバーも観客も年を取りましたけど、コンサートでの気持ちはむしろ84年に近かったように思います。

[アンコール]
「This Film Was Censored」がもう出てしまったので、
「体力的にキツいし、明日はロックフェスだし、もしかして今夜はアンコールなしかも」
なんて心配しましたが、ちゃんと演ってくれました。

* A Morning Program Of Channel 7 
* Mad Max Factor

予想どおりの選曲でした♪
新旧1曲ずつですが、ファンはちゃんとどこで手を上げるとか、タイミングをバッチリ把握していて一糸乱れぬ動きでした。

全26曲。
後日に新聞に掲載されたレビューでは「曲、多すぎ」「前座を入れればよかった」なんてコメントされてましたけど、ファンからすれば、知らない前座バンドの演奏を聴かされるよりは目当てのバンドの演奏を一曲でも多く長く見たい聴きたい、ですから、TLLの対応で正しかったと思います。

それにしても。
うまーく休みを入れたりしてましたが、あの年で一晩に26曲演るなんて、やっぱりTLLはスゴイですっ。
しかも、旧曲ばかりに頼らず、しっかり新作もリリース。その辺が他の80年代バンドの「懐古集金ツアー」と一線を画しています。

コンサートの翌日はロックフェスでの演奏も観ましたし、きむら、すっかりTLLを堪能しつくしましたっ。
この感動を何とか小説に昇華させたいものです。

(蛇足)
翌日ロックフェスでのプレイリストも付けときます。

* A Morning Program Of Channel 7
* A Thirsty Beast
* The Third Rock From The Sun
* Red Axe
* Nike-Jogger
* One Night Stand In Paradise
* Popularity
* I Got Kicked Out From Her Room At The Upstairs
* The Mountain
* The Navigator
* Broken Line
* This Film Was Censored

そしてアンコールが

* Not So Popular Flavour Of Ice Cream
* Mad Max Factor

演奏時間の関係上「テクノ」パートがなく「ベスト版」的な感じでした。順番が違ったりするので、コンサートのプレイリストと比べてみると面白いと思います。
で、えっと。
自分たちの持ち歌じゃないですが「Broken Line」お気に入りみたいですね。コンサートでもロックフェスでも演ってますし。

そして。
やっぱり、きむらのこよなく愛する「Not So Serious」と「After Sunday」は両日とも出ませんでした。
それだけが未練といえば未練でしょうか(涙)
日本で演奏してくれるといいんですけどね〜っ。

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↑ こんな時間にアップすると、さすがに眠いです・・・・・
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by kaoru_oishi | 2008-04-13 01:51 | きむらとギターと音楽
2008年 04月 06日
今からでも間に合う! The Lunatic Lovers コンサート傾向と対策 その1
どうも。きむらです。
アジア在住のThe Lunatic Lovers (TLL)ファンのみなさん。
いよいよTLLのコンサートが秒読みに入りましたねっ!

日ごろぼ〜っと過ごしていて、何事も出遅れるきむらですが、TLLのファンのみなさんの耳より情報のおかげで無事にチケットを入手し、コンサートとロックフェス、2日に渡ってTLLのパフォーマンスを余すことなく堪能尽くすことができました。
ここに深くお礼申し上げます。

そして僭越ではありますが、アジアに先立ちオセアニア地区のコンサートを鑑賞したきむらが、自分の経験をもとに傾向と対策について述べさせていただきます。
アジア地区のTLLファンのみなさんのお役に立てれば幸いです。

(注:The Lunatic Lovers というのは、きむらが現在書いている小説「The Delicious Boy」中に登場する架空のバンドですが、ここではそのモデルとなった某実在バンドを「TLL」に見立てています。ちなみにTLLのメンバーは
Billy McMahon (Vocal)
Angus Stuart (Lead Guitar)
Nigel Morrison (Bass Guitar/Rhythm Guitar)
Jeremy Douglas (Drums)
Ian Cameron (Keyboards/Synthesizer)
ですが、某実在バンドのほうでは最近ギター奏者が脱退してしまったため、TLLもそれに合わせてサポーティングメンバーが加わっていることにしておきます。
Angus Stuart (Lead Guitar) → Kaoru Oishi (Lead Guitar)
某実在バンドをご存じの方は脳内で実物メンバーに置き換えて読んでください)

[コンサート前の準備]
とにかく予習が大切です!
ベストCDに収められた名曲はもちろん出ますが、気をつけたいのは最新アルバムからの出題(?)
何と12曲中5曲、かなりの出題率です。ちゃんとヤマを張って準備してください。
曲のヒントは(1)アルバムの前半に集中している(2)Woody Bigpond とコラボしたディスコ系のものは全部入っている です。
特にステージ近くでスタンディングの場合はこれらをきっちり押さえてないとノリに支障をきたす恐れがあります。
がんばってください。

[コンサートに持参するもの]
* カメラ
 きむらの行ったコンサートではカメラはOKでした。しかし、2階席から撮ったものは
 全然まともに写ってませんでした。
* 携帯
 お約束ですが「One Night Stand In Paradise」でビリーが「貴重なバッテリーを使って
 申し訳ないけど、携帯のライトつけて振ってね〜」とリクエストします。
 ですが、実際にやってると、しょっちゅうライトが消えるので、あらかじめ蛍光ス
 ティックを準備しておいたほうが便利かもしれません。
* おこづかい
 30代以上が中心のコンサートですから、グッズ売り場では札束が乱れ飛びます(驚)「ああ、これが「大人買い」というやつか」と思いました。きむらが行ったコンサートで
 すと、プログラムが$40、Tシャツは$45〜でしたが、シャツをまとめて何枚も買う人
 がたくさんいました。
* 飲料水
 きむらが行ったコンサートの会場はバーが併設されてましたから、アルコールを含めて
 いろいろな飲み物が買えましたが、すぐ脱水症状を起こしやすい人はペットボトルを持
 参してもいいと思います。ただし、コンサートによっては「ペットボトルを会場に持ち
 込む場合は入り口でキャップを捨ててください」と言われることもあるので、予備の
 キャップをポケットに忍ばせておくといいと思います。

[コンサート会場入り]
 7時半から開始ということでしたので、何とか時間どおりに滑り込みました。しかし、
 なかなか始まらず(サポーティングバンドの演奏もなし)メンバーがステージに現れて
 コンサートが始まったのが8時40分でした。まあ、待ち時間の大半はグッズ売り場の
 列の中で過ごしましたけど(笑)

[観客の構成]
 レビューでは「30代女性が大半」なんてありましたが、実際にはもっと幅広い年代層
 だったように思います。カップルも結構いました。
 あと、目立ったのが、ゲイの男性のみなさん!
 きむらの前々列は見事にゲイのみなさんが横一列そろってました。
「やっぱりビジュアル的にもイケてたし、ゲイに支持されてたんだなぁ」と、しみじみ納
 得しました。
 それから、思ったほどアジア系の観客がいませんでした。全体の5%以下ってこところ
 でしょうか。日本ではあれだけ人気があったのに不思議です。
 実は行きの電車の中で、すでに一目でTLLのファンと分かる女性の一群を目撃しました
 が、みんなで80年代当時のメンバーの写真をあしらったTシャツを着、服やバッグに
「TLL」と大きく書いてあるバッジをドドドドドッとつけていたので、ちょっと気後れし
 て「きむらも今からコンサートに行くんだよ!」とカムアウトできませんでした(笑)

[コンサート第1部]
 日本とは若干違うかもしれませんが、参考までにシドニーでのプレイリストをアップし
 ておきます
(記憶が違ってたら、すみません!)

* The Mountain
* Red Axe
* Nike-Jogger
* A Thirsty Beast
* The Third Rock From The Sun
* Cult
* Gravity
* Chicken Drivers
* Mirror Image
* Tangled
* Vision Of The Murderer 
(この後、20分程度休憩〜)

 最初にまず3曲最新アルバムから始まったので「あちゃ〜、予習してなかったわ〜」と
 焦りました。たぶん同じようなファンも多かったはずです。あと、この3曲はとにかく
 重低音がブンブン体に当たりますから、体調が悪い場合は要注意です。きむらは喉が圧
 迫されるような気分になりました。
 それから結構早い段階で往年の大ヒット「A Thirsty Beast」が来たのにもびっくりし
 ました。オンラインで見つけたニュージーランド公演のプレイリストには載ってなかっ
 たんですよね、これ。ちょっと信じられません。
 ビリーは滑らかな歌いっぷりで安心しましたけど、代表曲はちょくちょくファンに歌わ
 せて、しっかり喉を休めてました(笑)
 ナイジェルもニコニコしながらベース弾いてました。で、気がついたんですけど、ナイ
 ジェルは旧曲と新曲でベースをきっちり使い分けていて、旧曲では茶色いのを、新曲で
 はシルバーグレイのよく画像で見かけるのを弾いてました。音質が違うからでしょう
 か。それとも気持ちの問題でしょうか。
 サポーティングメンバーのカオルのギターはていねいに弾いている感じがしました。ア
 ンガスだったら、もうちょっと荒っぽく弾き飛ばしていたんじゃないかと思います。
 イアンはシンセサイザーに囲まれて、顔が見える程度。
 そしてジェレミーは、シンバルの蔭になって、きむらの位置からは全然見えませんでし
 た(涙)

(コンサートの第2部以降のレポートは「今からでも間に合う! The Lunatic Lovers コンサート傾向と対策 その2」に書きますっ)

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by kaoru_oishi | 2008-04-06 16:43 | きむらとギターと音楽
2008年 04月 05日
坊やだからさ
どうも。きむらです。
4月になって、シドニーも秋めいてきました。

ええと、いきなり季節とは関係のない話題に飛びます。
きむらのパーソナリティを反映して、普段めったに政治経済宗教教養美徳を扱っていないこのブログですが、ケビン・ラッド豪首相を中心とした一連の(主にネット上にある)報道を読んで、さすがのきむらもちょっと気になりました。

も、もしかして、日豪関係ってぎくしゃくしてるのっ?

ご存じのように、きむらはこちらに住んで十ン年です。
ですが、普通に暮らしていて「日本人だから」という理由でこちらの人から差別を受けたり、いやな思いをしたことはないです。
(むしろ、在豪の日本人同士の関係のほうが、魑魅魍魎跋扈する摩訶不思議な世界で気を遣ったりしますね〜(笑))

ですから「捕鯨問題で日豪関係が悪化」とか「豪首相、外遊日程に日本を入れず(日本嫌い?)」などと聞くと、
「えええ〜、信じられない!」
と、びっくりしてしまいます。
例の環境保護団体所有の船舶による日本の調査捕鯨船への襲撃についても、実際にこちらの一般オージーが「あれは海賊行為。絶対許されるべきではない」と憤っているのを聞きましたし、必ずしも豪州の人すべてが日本を非難しているわけでもありません。
逆に、日豪の政府とメディアがお互いひどく熱心に取り上げるので、
「これって、何かつつかれたらヤバいことが他にあるから、わざとこの件について煽って報道しているんじゃないか?」
などと勘ぐりたくなるくらいです。

そして。
豪州現首相のケビン・ラッドの言動については、ガンダムにおける、シャアのあの有名なセリフひとつで簡単に説明がつきます。
「坊やだからさ」
洞爺湖サミットに招待されているにも関わらず、初外遊の日程に日本を入れなかったのも、
まだ誰が米国の次期大統領になるか分からない時点でむきになって候補者全部と顔つなぎしようとしているのも、
ハリウッドでラッセル・クロウと会って喜んでいるのも、
かつて外交官時代に過ごした思い出の地だからと中国に4日も滞在するのも、
「坊やだからさ」

去年の9月のAPECのときに、ケビン・ラッドは野党側である労働党の党首だったわけですが、中国の首相に得意の中国語でスピーチをしている時点で「あいたたた」と思いました。
いくら首相ではなかったとはいえ主催国の政党を代表する人間ですから、政治家としての自分の立場を理解していれば、あそこでは敢えて英語でスピーチをしていたはずです。
通訳を介しておけば、後でスピーチの内容をいろいろ取りざたされても「あれは翻訳のプロセスで発生した微妙な行き違い」と、攻撃をやりすごすことができるからです。
通訳の方には申し訳ないですけど、これは政治家にとっては常識中の常識です。
そこを「僕、ペラペラですから、中国語でやりま〜す♪」ですもん。
「坊やだからさ」以外の何でもありません(苦笑)
ちなみにケビン・ラッドの経歴を見てみたら、本当に語学専門の人でした。
・・・・もとから政治経済系の人じゃなかったんですね(溜息)

そして最近の「公式訪問はルービック・キューブのようなもの」発言。
要は「複雑で難しい」という意味でしょうが、政治の駆け引きが難しいのは当たり前で、わざわざ首相がこんな風に言い訳することでもないです。
ご本人はうまい例えだと思っているかもしれませんけど、逆に「ルービック・キューブ」なんて言ってしまうと「首相はゲーム感覚で国交をしているのか」とか、ルービック・キューブ大得意の理系の人たちからは「首相はあんな簡単な物も出来ないのか(笑)」と突っ込まれそうです。

何と言いますか。
昔の政治家は腹の中で何を考えているか分からない、善人とも悪人とも判じがたい怪物のようなタイプが多かったですが、今は喜怒哀楽がはっきりし、自分の好き嫌いを前面に出してくる、よく言えば「分かりやすい」悪くいえば「お子ちゃま的な」政治家がトレンドになっているようです。

今のところ、就任早々に「豪政府が過去に行った先住民同化政策の非を認め謝罪」「医療環境の改善を約束」「労働法の改正(WorkChoiceの撤廃)を宣言」と、今までの政府がなし得なかったことへ取り組む姿勢を見せ、高い支持率(今年2月現在で70%)を保っています。
しかし。
これら公約を実現するための財源をどこから確保するのか、その辺りの裏付けがはっきりしないのが気になります。

まーさーか「こども国会」や「こども銀行」のように、見た目カッコイイ公約ばかりをぶちあげたり「こども銀行券」をバンバン増刷して「お金増えた〜♪」とかで済ますつもりじゃないですよねっ!?
マジでやりそうなんで心配なんですけど・・・・・(脂汗)

まあ、ひとつ言えることは。
たとえ国のトップが「お子ちゃま」と「使えないジイサン」だろうと、メディアが偏向報道をしようと、両国国民が良識を以って大人の態度を保てば問題は深刻にはならないはずです。
「クジ!」と言われたら、
」と返し、
チョ
ウシ
シカ
ンガルー」
とつないで、決して「ジュゴ」なんて言わないことです。
」が最後についたら負けですから(笑)

(蛇足)
「ケビン・ラッド=お子ちゃま」説を裏づける補足(笑)
これは去年の選挙運動期間に出回ったので、てっきり自由党が作った捏造ビデオかと思いましたが、後日のインタビューで当人は大笑いするばかりで完全には否定してなかったので、この衝撃映像はどうやら本物らしいです。

小学校のときなど、クラスに一人は
「○○は×××を喰ったんだぜ」
(注:×××には、ご自由に何かグロい、食べ物でない物を入れて下さい)
とウワサされる子がいて、フォークダンスで手をつなぐ番が回ってこようものなら
「コイツは×××を喰ったんだ。×××、×××、×××・・・」
頭の中が「×××」でいっぱいになり、後で、
「ね、きむら、さっき○○と手をつなぐとき、すごくキンチョーしてたけど、もしかして○○のこと好きなんじゃない?」
などとあらぬ誤解を招いたりするもんですが、
この舞台は小学校でもなく、フォークダンスでもなく、国会であります。

小学校の低学年程度ならまだ許せそうですけど、もしこういうことをする人がきむら子供のクラスの担任だったり、きむらが株主の会社の社長だったら「即チェンジ」ですよ、やっぱり。
それなのに、今や一国の首相・・・・・・(滝汗)

来週はいよいよ「古巣」の中国を訪問することになってますが「中国語がお上手ですね〜」と褒められいい気になっても、豪州首相の立場を逸脱するような言動はどうかしないで欲しいものです。

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↑ ラッド首相、見てますか〜♪
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by kaoru_oishi | 2008-04-05 17:16 | その他もろもろ