2009年 12月 31日
師超疾走
どうも。きむらです。

気がつけば、何と2009年も終わりではないですか。
びっくりです。
特に12月は「師走」と呼ばれ、普段走らない先生ですら走っちゃうくらい忙しい月ですが、きむらに至っては常に走っているのが普通の状態ですので、今月は師走ならぬ「師超疾走」モード全開です。

自分としては、こうならないよう事前にそれなりに準備しているつもりなんですけどね。世間一般には「準備を怠らない人」「しっかりした人」として知られているようですし(笑)

ですが、どんなに気を使って準備をしていても、絶対に何かが起きて最終的には全力で走るハメになるんですよね。
今年のクリスマス休暇にしても。

予約を入れた時点で、何月何日何曜日何時何分の飛行機に乗ることは分かっていますから、それに向けて準備すれば、当日はゆったり心安らかな気持ちで空港に行けるはずなんです。
それなのに。

準備は遅々として進まず、スーツケースに荷物を詰め終えたのが深夜2時半。やっとベッドに潜り込んだらまどろむ間もなく5時半にアラームが鳴って起床。暑い日の始まりの生温い朝の空気漂う中、寝不足のどよどよした気分でスーツケースを引きずりタクシーに乗り込みました。

早朝に出るのはキツいけど、このまま飛行機に乗っちまえばあとはフライト中爆睡して向こうに着くなり即行動開始、となる予定でした。
しかし。

きむら一家を乗せたタクシーはハイウェイに向かった・・・おーっと、その先は工事現場で通行止め〜。
ここで立ち往生すること約5分。
その後何とか通れたものの、なーぜかタクシーが先々ことごとく赤信号に引っかかってしまいました。
当初の計画では、
「家から空港まで早朝のこの時間なら15分程度で行けるから、チェックインその他を入れても搭乗まで1時間も考えとけば楽勝だよね〜」
でした。ですから、出だしで多少もたついても
「あー、でも、市街地を抜ければスムースになるよ。通勤ラッシュとは逆方向だし〜」
なんて言い合ってました。
ところが、きむらの言葉を裏切るように前方には長々と車の列が。
や、やばいっ(汗)

しばらくノロノロ進んで行くうちに渋滞の原因が分かりました。
1台の車がちょうどT字路に差し掛かるところで事故って行く手を塞いでいたのでした。現場にはパトカーが到着していますが、そこを通過しても渋滞は一向に解決しません。
それなのに、更にそこをかき分けるように救急車まで逆走してきます。
更に混乱する車の群れ。
もう何が何だか分からなくなってきました。

「もうチェックインの時間が過ぎちゃうよ。どうしよう、飛行機に乗れない!」
たまらずきむら子供が叫びだしました。
「だ〜いじょ〜ぶだよ〜。きっとま〜にあ〜うから〜。ほら、飛行機ってなかなか定時に飛ばないじゃない。だから、平気だってば〜」
きむら、こんなことを言ってなだめますが、実はきむらが一番叫びだしたかったりします。
「ほら、見てごらん! 黒いヘリコプターが来たよ。軍用ヘリかな? カッコイイねっ♪」
きむら子供の注意を逸らそうと必死です。
って。
タクシーの運転手まで一緒になってぼーっと窓の外を見てるじゃありませんかっ!

ちょっとお〜っ、ぼーっと見てるヒマあったら、車線変更するなりなんなりして、少しでも前進してよぉっ! それがプロっつぅもんでしょうがぁぁぁ(怒)

前から気にはなってましたが、こちらのバスやタクシーの運転手の車内に提示されている顔写真って、どうして実物とかけ離れているんでしょう。今回のタクシーの人などは、実物は角刈り版サモハン・キンポーなのに、写真は香港映画の2枚目風。この落差が極限の境地ではイライラの炎に更に油を注ぎます。
写真修正してるヒマあったら、裏道の研究しといてっての。

こんなことを思っているうちに、こんどはお腹が変なことに。ただでさえ寝不足と緊張で下へ向かってグリグリゴロゴロしかけているところに胃までおかしくなってきました。

そういや、出がけに冷蔵庫に残ってたパイナップル4分の1を、腐らせちゃもったいないからと一気食いしたんですよね。
それが、この状況で胃酸と混じり合って、ムカムカ感が急激に上がって来たのです。
もう、きむら子供をなだめたり運転手に突っ込みを入れるどころじゃないです。それから空港に到着するまで最後の数分感、きむらは下のゴロゴロ上のゲロゲロと必死で闘い続けました。

で。ようやく空港到着。

「先に子供連れてチェックインするから、きむらはタクシー代を頼む!」
「ラジャ!」
走る相方ときむら子供を背に、きむらはゲプゲプいいながら、端数の10セントに至るまできーっちり払いました。
だって、とても「釣りは取っといて」と言いたくないくらいの運転ぶりだったんですもん。
そしてチェックインカウンターに急いだら。
相方が自動チェックイン機の前でオタオタしてました。

こ、こんなときに限って、機械がカードを読み取らないぃぃ〜っ!
なんてことしてくれるの、○ン○ス航空!(注:チンカスに非ず)
カードが使えないので、あきらめて最初から手動入力して発券し、一同フラフラになりながら荷物預かりのカウンターへ最後のひとっ走り。
そしたら。

「○時○分の便? ああ、もう締め切りました」
がぁぁぁぁ〜ん。
・・・・・。

かくして。
きむら家のクリスマス休暇は予約していた飛行機に乗り遅れるという、最悪のエピソードで始まったのでした・・・・・(涙)


(蛇足)
そんなこんなでドタバタの休暇第1日だったわけですが、幸いにも後続便に空席が見つかり、予定より2時間遅れで無事に到着しました。
そして、旅程の残りは大したトラブルもなく、楽しい休暇を過ごすことが出来ました。

ですが。
やっぱり走る性からは逃れられないようで。

「キリがよくていいかもね♪」なんて、大晦日にシドニーに戻って来たものの、例の年越しの花火のお祭り騒ぎで家の周りはウルトラ渋滞、周辺の店は売り切れで何も買えず、非常食をディナーにわびしい食事をしていたら家族向け花火の時間(午後9時)が近づき、食べるのを中断して近くの高台へ花火を見に走ることになりました。

来年はもっとゆっくりと・・・・あ、でも、きっとこの分だと来年も同じことになりそうですね。
ブログも滑り込みで書いてますし(笑)
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by kaoru_oishi | 2009-12-31 23:52 | その他もろもろ


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