2009年 06月 03日
虎雨
どうも。きむらです。
シドニーの雨、一向に止みません。

雨は一日中降っているわけではありませんが、小降りになって薄日が差してきて「やった〜」と喜んでいると、見るみるうちに彼方から次の雨雲が寄せてくる「いくら降っても終わりが見えてこない」そんな感じの毎日なのです。

気になって、きむらブログの過去の記事を見るとやはり同じ月に「雨が・・・」と書いてありましたんで、きっとこの時期は雨が降りやすいのでしょう。

なんて。

「雨」と一字で書いてしまうと、梅雨のしとしととしたイメージになりがちですが、今のシドニーの「雨が降っている」は、そんなものではない想像を絶する状態です。

もう、
「わー、屋根がヤバイヤバイヤバイ〜!
絶対雨漏りくる〜っ!
雨がものすごくて、窓から外が見えないっ!
芝生が田んぼになっとる〜!」で、
地盤の緩い辺りでは道路が陥没したり、電柱が倒れたりしています。

降り出したころは「おお、これで水不足解消じゃん♪」なんて言ってましたけど、今は「あー、乾いた大地が懐かしぃぃぃ〜」です。

ところで。

こういう感じの土砂降りの雨を、きむらは「虎雨」と呼んでいます。
勢いよくごうごうと屋根を打ち鳴らす雨音が、まるで虎の咆哮のような。
きっと親だか親戚だかがそう言っているのを聞いて自然に覚えたのでしょうが、きむらはこの呼びかたはずっと一般にも使われていると思っていました。
しかし。
高校だかの授業で「さまざまな雨の名称を数えてみる」という作業があり、
「あ、あと、虎雨」と言ったら、きむらを除くメンバーが「とらあめぇ〜?」と怪訝な顔をしたので初めてそれが方言らしいということに気づきました。

今のシドニーの雨が、まさにその「虎雨」です。

・・・・・が。

「じゃあ、一体、どの辺の地域で「虎雨」という言葉を使っているんだろう」と思ってググッてみました。
そうしたら。

「虎雨」でヒットは出てきます。
しかし、用法が違うみたいなのです。

いくつかの記事によると「虎雨」は、
「曽我兄弟と縁のあった虎御前という女性が兄弟の死を悼んで流した涙」が由来で「旧暦五月二十八日ごろの雨」と解説されていました。

あ。
虎の吼え声のような豪雨、じゃないんですか。

「虎雨」が由緒ある雨の呼び名と知ってうれしくなりましたが、一方では今までの使いかたがどうやら違うらしいと分かってちょっとガッカリしました。

・・・でも。
「曽我兄弟の仇討ち」があった辺りと「きむら一族発祥の地」は地理的にずいぶん離れていますので、もしかしたら豪雨を「虎雨」と呼ぶ地域があるのかもしれない、とも思いました。


(蛇足)
曽我兄弟の仇討ちの話は有名なので漠然と知っていましたが、今回いくつか読んでみて新しい発見(きむらが知らないだけ?)もありました。

仇討ち達成後に曽我兄弟の弟(曽我五郎時致)を取り押さえた武士は御所五郎丸(あ、この人も「ゴローさん」なんですね)という人で、そのとき「女装」していたんだそうです。

女装もすなる鎌倉時代の荒武者ー!
これはかなりの確率で「イケメン」の予感っ!!

画像をググッても、それらしきイラストは出てこないので、まだどなたにもロックオンされていないもよう。

武士は戦国時代だけじゃありませんっ。
腐女子のみなさまの今後のご健闘をお祈り申し上げます〜♪

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↓ ヒットが雨あられ・・・のワケはない(笑)
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by kaoru_oishi | 2009-06-03 12:11 | その他もろもろ


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