2004年 08月 07日
制作記?:あなたの瞳、何色ですか?
ウチの近所に「スターバックス」がある。
最初に「スタバ」が現れたのはちょうど4年前のシドニー・オリンピックのころで、オリンピック関連でアメリカから来る人を見込んで進出してきたなんて、まことしやかに言われてたものである。
「アメリカ人はコーヒーまでアメリカのじゃないとダメなんだってさ。へー」などと当初はバカにしていたシドニーっ子も、今では他のカフェと同じように利用していたりする。
おっと、話を元に戻さなくては。
で、その近所の「スタバ」に、最近、一人の笑顔のかわいい新人のおねえさんが入った。
20代前半ぐらい、ちょっとぽっちゃりめだが、十分許容範囲。(何の?)
髪はライトブラウンとブロンドの中間ぐらい。根元も同じ色だから、たぶん自然な髪の色だと思う。
その日、きむらはいつものように、メニューを見ながら注文し(スタバって、サイズの呼び名がへんてこりんだから、いつもちょっと緊張する)、お金を払う段になって、その新人のおねえさんと目が合った。
(うわっ!)
あんな瞳の色は初めて見た。
ものすごくきれいなライトグリーンだった。
おつりを手渡されても、そのまま、ほーっと見とれてしまうくらいきれいな緑色だった。
で、気がついたら、
「きれいな瞳ですね。あの、失礼ですけど、本当の色なんですか?」
なんて、聞いてしまっていた。
おねえさん、少し恥じらいながらも、
「ええ。これ、自然な色なんですよ」と答えてくれた。
「‥‥その色はライトグリーンですか。きれいですね」
と重ねて言ったら、
「瞳の色をほめられたの、今日、あなたで3人目なんですよ」
と増々恥じらいながら言っていた。
こっちに住むようになるまで、自分の目の色は髪と同じで「黒」なんだと思っていたが、こちらの人には「茶色」と言われている。どうやら、こっち基準だと、日本人の瞳の色は「茶色」のカテゴリー内で、「黒い瞳」はインド系などごくごく少数らしい。
あと、「スタバのおねえさん」は別格中の別格だが、瞳の色は結構「自己申告制」が横行していて、自分で勝手に思い込んだ色を言っている人が多い。
「アタシの目はグリーン」(グレーにしか見えない)
「目がバイオレットで‥‥」(どう見ても茶色!)
「きれいなブルーだって」(色、なくなりかけてますけど。老人に多い)
だから、新聞で見かける恋人募集の広告に「瞳の色がうんたらかんたら」と書いてあったら、まず、そんな色ではないと思っていい。
きむらはシドニーに住むようになって、もう十何年になるが、瞳の色がすんばらしくきれいな人に会ったのはこの「スタバのおねえさん」以外には1人しかいない。
外国なら、周りは金髪碧眼で、なんて思う人は多いかもしれないが、実際はそんなもんである。
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by kaoru_oishi | 2004-08-07 23:15 | その他もろもろ


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