2008年 07月 07日
シドニーも秒読み体制
どうも。きむらです。
いよいよ洞爺湖サミット始まりましたね〜♪

G8サミットとは比べ物にならないのかもしれませんが、去年の9月、APEC の開催地となったシドニーも当時は上を下への大騒ぎでした。
市街地にフェンスが張りめぐらされ、そこを警官がずらっと並び、上空にはヘリ、ビルの屋上には狙撃チームと、まるでゴジラでも襲ってくるかのような警戒態勢の中で APEC の首脳会議は執り行われましたが、ガッチガチに固めていたワリにはオサマ・ビンラディンのコスプレをしたコメディアンご一行様があっさり警備をかいくぐってブッシュ米大統領の滞在するホテルの前まで来てしまう、といった大ポカもあったりして、今にして思えば結構笑えるイベントでした。

そう。
2000年のシドニー五輪にしても、2003年のW杯ラグビーにしても、開催までは問題百出非難ごうごう、ホントにやれるの〜? というカオス状態でしたが、いざ始まると何だかスムースに物事が運び、後年「ああ、あのときは面白かったよね〜♪」などと楽しく思い出を振り返っています。

洞爺湖周辺にお住まいのみなさんも、今はいろいろご不便でしょうが、この際ですから逆に非日常を味わい倒してみるのも一興かもしれませんね。

そして、イベントと言いますと。
実はシドニーでもあと1週間で大イベントが始まります。
World Youth Day(July 15th ~ 20th)
直訳すると「世界青少年の日」でしょうか。

きむらは限りなく無神論者に近い「なんちゃって仏教徒」なのでこのイベントの詳細はよく知りません。そして唯一理解していることを一行で書くと、
「ローマ法王がシドニーに来る」
です。

これに関連して最近新聞でよく見かけるので、ひとつ新しい単語を覚えました。
Pilgrim
「巡礼者」という意味です。
World Youth Day 期間中はこの Pilgrim のみなさんが、ローマ法王を見ようと国内だけでなく海外からもカソリックの人々がシドニーに集結するそうです。で、その人たちがテントに寝泊まりするんだとか。

きむら「ローマ法王は言わばロックスターで、彼を見ようと追っかけが来る、ということ
    なんだね! じゃあ、シドニーはカソリック版ウッドストックじゃん。すご
    いっ!」
相方 「・・・ちょっと、いや、かーなーり違うと思う(汗)」

きむらを除くきむら家はプロテスタント(しかも冠婚葬祭とクリスマスのみ教会に行くレベルの信心深さ)ですから、今回のイベントには特に縁がないですが、周りを見渡すと結構カソリックの人たちがいて、そういったみなさんはこの日を指折り数えて待っています。

カソリックでもクリスチャンでもありませんが、そんなに大きいイベントなら、チラッと見てみたい気もしますが、当日飛び入り程度のノリで観ることができるかは分かりません。
知り合いにローマ法王に奉納するパフォーマンスをする予定の人がいますが、何でも、参加者は老若男女問わず当局に無犯罪証明を提出しなければならないんだそうで「時間がない〜っ」と、泡食って書類を揃えてました。
以前、ヨハネパウロ2世がいらしたときは近所だったので、ちょっと背伸びする程度で人垣の後ろからご尊顔を拝することができましたけど、これだけ厳しい警戒態勢ですから今回は無理かもしれません。

まあ、イベント自体に参加することはなくても、日が近づいていることもあり、街を歩くといろんな形でお祭り(と同時に厳戒態勢)ムードを感じます。

家には数日ごとに市役所やイベント運営団体から期間中の道路封鎖などのお知らせが届きますし、駅に行けばイベントマップや交通ルートの案内のハンドブックが配付されています。そして街では、セント・メアリー大聖堂(St Mary's Cathedral)の入り口に「あと○日」の電光掲示板が光ってますし、イベントグッズ販売用の仮設ショップなんてのも出来ていました。

どんなものが売っているのか気になって仮説ショップに入ってみましたが、定番のロザリオや十字架のネックレスはもちろんのこと、Tシャツ、ジャンパー、マフラー(スローガンはクリスチャンだけど、デザインはまんま AFL のサポーター♪)と、かなりカジュアルなアイテムが多かったです。「WYD Sydney 2008」と書いてあるピンバッジや缶バッジなどは、シドニー五輪のときのようにきっとこういうのを専門に買い集めるコレクターがいて、後々お互いにトレードとかしてコレクションを増やしていくんじゃないかと思います。

イベントまであと1週間。
さて、どうなることやら。

(蛇足)
ハイドパークで尼さんの集団を見かけました。
白と黒の僧衣(尼さんの衣装もこう呼んでいいんでしょうか?)を着ていましたけど、不謹慎ながら、遠くから見るとやっぱり皇帝ペンギンに似ているなぁとしみじみ思いました。
で、近くを通ったとき。
群れ(?)からちょっと離れたところに二人の尼さんがいたんですが。
シドニーに来るのは初めてなのか、あるいは Pilgrim として外国を訪れたのが初めてだったのか、女子高生のようにキャピキャピはしゃいでました。
アクセントから察するにアメリカ〜ンだったようですけど、あんまりテンションが高かったので「もしかして本物じゃなくて、尼さんのコスプレ?」なんて勘ぐってしまったくらい(笑)
しかも。
興味深く観察していて気づいたんですが。
彼女たちが僧衣の下に履いていた靴は、なんと、ドクター・マーティン!
尼さん、パ、パンクやの〜(驚)
(かたや、ローマ法王は「おみ足のあの赤い靴はプラダでは?」なんて報道がありましたが)
一人は肩からデカイ一眼レフのデジカメを提げてましたし、何だか思いっきり21世紀を感じる一コマでした。
[PR]

by kaoru_oishi | 2008-07-07 23:12 | その他もろもろ


<< 寒いから延期っ♪      そして、きむらは途方に暮れる >>