2007年 07月 17日
【アジア杯】格差社会の悲哀【放送ナシヨ】
どうも。きむらです。

此の度の台風及び地震で被害に遭われた皆様に御見舞い申し上げ、被災地の一日も早い復興を御祈り致します。

では本文に入ります。

この間はラグビーのトライネーションズ(豪州×南ア)の翌日にアジア杯豪州×オマーン戦がありました。
そして、週末は金曜日にアジア杯豪州×イラク戦があり、土曜にトライネーションズ(NZ×南ア)があり、昨日はアジア杯豪州×タイ戦でした。

もー、きむらウハウハのスポーツ(観戦)週間到来です〜!

・・・の、はずだったんですが。
豪州ではケーブルTV(有料です!)で放送されただけで、ケーブルがないビンボー家庭(例:きむら家)は翌日のスポーツニュースで結果を知りました。

何ということでしょう。

去年の今ごろは老いも若きも SBS(国営民族放送)で連夜W杯の試合を見て、睡眠不足になりながらギャーギャー熱狂していたというのに。

そのせいでしょうか、アジア杯のほうも始まったというのに盛り上がりは今ひとつです。
スポーツ欄の記者(たぶんラグビーが専門)も「実はアジア杯について何も知らないが、きっと大事なイベントなのだろう」なんてひと事のように書いてますし(溜息)

そういえば。
振り返ると、放送権移動の第一波が起こったのは2002年のことでした。
今までサッカーといえば移民のスポーツとされ、移民向けチャンネルの SBS がサッカー関連の放送を一手に引き受けていましたが、2002年のW杯日韓合同開催で「時差も少ないし、イケるかも?」と大手民放チャンネル9が放送権を取得し、好カードはチャンネル9、人気イマイチカードは SBS と分けて中継することになりました。

結果はチャンネル9にとって芳しくないものでした。
W杯出場の期待がかかっていた豪州は結局勝ち残れず、今でこそある程度人気があるサッカーですが、5年前は出場国出身の人が騒ぐぐらいで、一般のオージーは「何それ?」という感じでした。

というわけで。
懲りたチャンネル9が手を引き、2006年の放送権は再び SBS の手に戻りました。
そうしたら、W杯に出たんですよね、豪州がっ!
おかげで SBS は空前絶後の視聴率を記録し、その年のスポーツ中継で独り勝ち状態になりました。

で、その結果がこれです。
アジア杯主催側が SBS に法外な放送権料をふっかけたのか、ケーブルTV局が豪気なオファーを出したのかは分かりませんが、かくてアジア杯は無料のTV放送では見られなくなってしまいました。

じみ〜な努力をコツコツ何年も積み重ねて、やっと豪州の土壌にサッカーを根付かせたのは SBS なのに。
そう思うと、とても残念でたまりません。

まあ、地元のパブに行けば大画面でスポーツ中継が見られるんですけど、ちょっとそれだけのためにパブに行くのは気が引けます。
それから、ケーブルTVのあるサッカーファンの友人からは「どうぞ見にいらっしゃい♪」とご招待を受けてますが、だからといって、

「サッカー観に来ました〜♪」

なんて夜這いかけるわけにもいきませんよね。
(「週末ならいいかも?」と思うきむらもいる(笑))

アジア杯、豪州はベスト8に残って次の対戦相手は日本だそうです。
日本では「W杯の雪辱を晴らせ〜!」という気運のようですが、対する豪州側は、
「オールブラックス倒してBledisloe Cupゲットだ〜!」
と盛り上がっています。

豪州でサッカーがラグビーと人気の上で肩を並べるには、まだしばらく時間がかかりそうです。

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by kaoru_oishi | 2007-07-17 12:28 | It's Sporting Life


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