2007年 06月 15日
濡れて萌える・・・
どうも。きむらです。
雨、降ってます。

昨日、仕事のワークショップでどうしても学校に子供の迎えに来れないという親御さんがいたので、きむらは夕方までそのお子さんを家で預かりました。
きむら子供のスポーツ仲間で日頃からよく知っている間柄でしたから、この come over は全然気を使う必要もなく、楽勝でした。

ただ気になったのは。
「天気予報だと雨だから、傘かレインコート持たしといてね」と前日に念を押していたにも関わらず、やっぱりお子さんは何も雨具を持っていませんでした。万が一と思って傘を一本余計に持っていったので、ことなきを得ましたが。

このブログで過去に何度も書いてきましたけど、豪州に住んでいて不思議に思うのは、みんな異様に傘を持たないことです。
「天気予報が雨」
「空が曇っていて、今にも雨が降り出しそう」
こういう状況だと、日本では老若男女問わず傘を持って外出しそうですが、こっちですと、かなりの高確率で手ぶらなんです。

外が真っ暗になり「もしかしたら晩ご飯も出したほうがいいかも。きむら家のメニューだと多分に不安ではあるが〜(汗)」と思いつつ、ご飯の準備を始めたころ、ようやく親御さんが家に到着しました。
雨で交通渋滞になって遅れたとのこと。
確かに、先週末を思わせる豪雨がざーざー降ってます。

が、しかーし。
お迎えに来た親御さんは傘を持ってませんでした。
きむらが「傘、持っていきなよ」と渡そうとすると、
「だーいじょーぶ、だーいじょーぶ」と手を振って断ります。
で、お子さんはお子さんで、一度脱いだ靴を履くのがめんどくさかったらしく、
はだしのまま「バイバイ♪」と外に飛び出していきました。

凍てつくような冬の夜、どしゃ降りの雨の中、はだし。

すげぇ〜、と思いました。

この辺が日本と豪州のフィジカルの違いとでも言うんでしょうか。

雨の街を見ていると、傘の代わりにレインコートを着ている人の数は日本より多そうな気がします。特にお年寄りの雨の日のファッションは、レインコートにレインハットかスカーフをかぶってショッピングカートをころころ引っ張る、で決まりといったところです。
でも、もうひとつのおなじみファッションのほうは、近年急速に見かけなくなりました。

それはドライザボーン(Driza-bone)のコート。
今でもワラビーズの公式レインコートだったり、牧畜・馬術関係のイベントで関係者が着ていたりするので絶滅したワケじゃありませんが、少なくとも、きむらの周りで雨の日にこれを着るという人はいないと思います。
ひとむかし前ですと、街を歩いていると、行き交う人約30人に1人くらいの割合でドライザボーンを着ていたものですが。

あれは、はっきり言ってカッコイイです。
ごく普通の人でも、あれを着ると一挙に「ワイルド度」がぐーっと上がって、外出の理由が、
「レンタルDVD、今日返さないと延長料金取られるから〜(溜息)」でも、何だか
「この雨で俺の馬たちはどうしてるかな。今夜の山は冷えるぜ」
と思えてくるんですよ、これがっ。

もうずいぶん前になりますが、相方と一緒に野外のロックフェスティバルに行こうとしたら雨が降ってきて、傘を持ってこなかった相方(← 典型オージー)に当時のきむらのシェアメイトがドライザボーンを貸してくれたことがあります。

相方+ドライザボーン=萌え〜〜〜〜〜〜っ!

心はもう「ブロークバック・マウンテン」
ちがった、
「スノーウィ・リバーから来た男(The Man from Snowy River)」で、不必要に盛り上がってしまいましたよっ(笑)

ゴアテックスなど新素材のほうが、もしかしたら通気性とか撥水性の点で優れているかもしれませんけど、あの、ドライザボーンを着た男(あ、女性もね)に漂う哀愁を含んだ魅力に勝るものはないと思います。

予報ですと、今回の無茶苦茶な豪雨、しばらく続きそうです。
ですんで。
この際ですから、ぜひとも雨の日ファッションでドライザボーンを復活させ「哀愁のカウボーイ」を演出していただきたいものです。

傘一本より高くつくのが難ではありますが・・・。


(蛇足)
「カウボーイ」と書いていて、この曲を連想しました。
Where Have All The Cowboys Gone」by PAULA COLE
(Warner Bros Records の提供だから、削除はされないでしょう、きっと)

変な話、この曲の歌詞には全然賛同できません。
何と言うか「家事に疲れた主婦の愚痴100連発」のようで。
歌詞の意味を考えながら聴いていると
「じゃあ、ジョン・ウェインの DVD-Box でも買ってこいや〜」
「そんなにパブでビールが飲みたけりゃ、行けばいいじゃん」
と、いちいち突っ込んでしまいます。

そんなにカウボーイに憧れるなら、自分がなろうっていう発想はないんですかねぇ。

でも。
この曲、好きなんですよ。
物悲しいメロディといい、この人の声の感じといい。
だから「歌詞をなかったものとして」曲のみを楽しむようにしています。
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by kaoru_oishi | 2007-06-15 12:28 | きむらとギターと音楽


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