2006年 10月 20日
地球最強の物質とは ー X-MEN III ー
どうも。きむらです。
飛行機に乗ると
「モト取らにゃ損ソン!」
とばかりに、利用できるサービスを最大限に活用するタイプです。
なので。
行きも帰りも根気が続く限り機内上映の映画を見まくってました(笑)

ですけど、その機内上映。
以前に比べ、何だかセレクションが「ショボく」なったような気がします。
数年前(ビジネスクラス以上しか個人座席でビデオが観られなかったころ)までは機内上映といえば封切りされたばかりの新作(ただしA級+B級の抱き合わせ)だったのですが、最近はとっくに映画館の上映が終わってDVD発売を待つばかりのものが大半を占めるようになってしまいました。

ショボさの理由としては「個人上映用に多数のビデオをストックしておかなければならない」というのがまず第一に考えられますが、その他に「日本語吹き替え版の増加」も理由として挙げられるのではないでしょうか。
以前は「最新作ですから」と、議論の余地なく字幕でしたが、吹き替えが多くなった分だけ作業時間が長くなり、余計に賞味期限ギリギリになった映画を提供しているように思えます。

しかも、その「機内上映用映画の日本語吹き替え」というのは、どことなくミョーなんですよね。
こんな感じ。

「いや〜、素晴らしいおもてなし、感謝するよ。今度はぜひウチで僕の女房ご自慢のローストチキンを味わってくれ。アイツは君の奥方に比べりゃ見映えはしないが、料理の腕はバツグンなんだ」
「ご招待ありがとう。楽しみだな。じゃあ週末、ゴルフの帰りにでも妻と寄らせてもらおうか」
(注:これはきむらが作ったフィクションの会話)

今どきこんな喋りかたする人、いないでしょ〜。
というか、英語からの直訳をそのまま音声化して無理にはめ込んだ感じです。
「短期の機内上映用だから」と、かなりやっつけ仕事で仕上げているようでもあります。もっと時間をかければ翻訳する方も言葉の吟味ができ、声優さん側だって納得のいく演技ができるような気がしますけど、こんな風に映画が消費されていくのは何だかもったいないですね〜。

ということで。
「機内では深刻な映画は見ない!」をモットーにしているきむらは、今回迷わず「X-MEN lll」を観ることにしました。
ちなみに隣できむら子供は「ディズニーチャンネル」を、相方は「炎のランナー(古っ!)」を観ています。
映画の選びかたひとつで、その人の人となりが分かるものです(笑)

さて「X-MEN lll」はどうだったかというと。



う〜む。
きむら、実はこのシリーズ、前作も前々作も観てないんですが、それが全然ハンデになりませんでした。
それくらい、単純明快に出来てるってことです。
そして、さすがアメコミが原作だけにストーリー展開も「週刊少年ジャンプ」のそれを彷佛とさせます。

特殊な力を持つ主人公登場 → 主人公、敵を倒す → 更に強い敵、現る → 主人公、パワーアップして倒す → 更にもっと強い敵、現る → 明らかに力では劣る主人公、精神力と不屈の闘志で倒す → めでたしめでたし

↑ こうですね。
ですから、申し訳ないと思いつつ、登場人物がある程度出そろったところで何となく残りのストーリー展開が分かってしまいました。
例えば。
「翼を広げて空を飛ぶ、おぼっちゃまミュータント」の美青年が出てきたとき、
「あ〜、こりゃ、空を飛ぶ能力しかないってーことは、クライマックスで誰かが落下しそうになったときに助けにくるんだな。
しかし、ミュータントはあっさり墜落死なんてしないよね。
ということは、助けるのは人間だ。
じゃあ誰?
たぶん重要な役割を持つ人間のはず。
あ、そうか、ミュータントを無害化しようとしている彼の父親かぁ〜(納得)」
こう思ったら、やっぱりその通りでした。
でも、ミステリーじゃないですから、その後の筋書きが読めてもちっともうれしくないです(涙)

でも、こんな発見もありました。
主人公(狼男ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマン)がクライマックスで最強のミュータント(女どす)と戦うことになりました。
すごいです、相手の能力は「物質破壊」何でも完全に消滅させてしまいます。
で、対するヒュー・ジャックマンの能力はというと。
「手の甲から鉄の爪がヒューっと伸びる」(脱力)
それだけ。
戦う前から完全に勝負がついちゃってます(笑)

ですけど、主人公ですから負けるワケにはいきません。
能力を超えた「愛のチカラ」で向かっていきます。
「君を愛してるんだぁ〜」
そこへ最強のミュータントが物質破壊の力を放ちます。
あわれヒュー・ジャックマン、服が裂け、体にも無数の傷が〜。
他のミュータントたちと同じように、彼もこのまま消滅してしまうのかっ!?

・・・・・。
こうやって、先のストーリーは分かるものの、それなりにハラハラして観ていたら、ふと気づきました。

「あれ。シャツは微塵もなく消え去っているのに・・・・パンツは健在じゃん(汗)」

そうなんです。
命はおろか、体全体が消滅の危機にさらされているにも関わらず、ヒュー・ジャックマンのアソコは短パン状に残ったズボンでがっちりとガードされて無傷でありました。
せめて後ろ姿だけでもオールヌードを期待した、全国一千万のヒュー・ジャックマンファンのみなさんはこのオチにさぞかし落胆なさったことと思います。

ですが。
ここへ来て、長年の疑問が氷解しました。
「超人ハルクって、普通の背格好のオッサンが怒りの発作で緑色の巨人に変身しちゃうけど、上着があんなに派手にビリビリ破れるのに、どうしてズボンはそのまんまなんだろう?」
分かりました。

地球で最も強い物質はズボン、というか、ズボンのアソコの辺りである!

だから、どんなに巨大化してハルクになろーと、物質破壊の波動にさらされよーと平気なのです。
しかも頑丈なだけでなく、伸縮自在でもあるし(笑)

そんなワケで。
今後、映画で似たような展開があっても、決して主人公がスッポコになると期待しないで下さい。
何しろ、彼らは地球最強の物質で武装してますんでっ(笑)

(蛇足)
どんなにストーリーがミエミエでも、オリジナルメンバーのミュータントたちの能力がショボくても、ハル・ベリーのいい女っぷりが観られたので、よかったと思います。
老化による白髪(← これはきむら(笑))ではなく、黒とシルバーでだんだらになっているあの髪の色、憧れます〜♡
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by kaoru_oishi | 2006-10-20 21:33 | その他もろもろ


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