2006年 05月 25日
The Hardest Part はこのPVを観ること〜(辛)
どうも。きむらです。
最近、TVで COLDPLAY の「The Hardest Part」のPVをよく見かけます。

おなじみの爽やかなサウンドに Chris Martin の透き通った歌声。
「Speed of Sound」「Talk」同様、この曲もヒットしそうです。

ですが。
この曲のPVは・・・ちょっと・・・心おだやかに見てられないんです。

未見の方に内容を説明しますと。
このPVは COLDPLAY がアメリカの朝の番組に生出演して演奏している設定になってます。
この番組、日本だと「ワイドショー」と呼ばれるようなタイプで、派手な化粧とドでかい髪型をした、けたたましく喋る女性2人が司会をしています。
そしてその番組の中で、このテのショーにありがちな「びっくり人間登場」みたいなコーナーが始まりまして、 COLDPLAY は「びっくり人間さん」のパフォーマンスの間、横で演奏をしてるワケなんです。

COLDPLAY、地味にひたすら真面目に演奏しています。
よくビヤホールなどに行くと、そこに専属バンドがいたりしますが、そんな感じ。
ですけど、COLDPLAY を従えパフォーマンスをしている「びっくり人間さん」が(汗)

その人たちは男女のペアで、風が吹き、いかにーも寒そうな屋外でアクロバットを披露します。
男性、チェーンのついた黒革っぽいブリーフ一丁。
女性、同じ素材の隠すところがほとんどないビキニ・・・のようですが、実は下に肉色のレオタードを手首足首のところまでぴっちり着ています。

普通ですと、こういうパフォーマンスは男性より女性の方が露出度が高かったりしますが、これは逆なんです。
なぜか?

司会者「このペアは男性が25歳、女性がなんと84歳です〜っ!!」

どうやらこの人たち、お互いの年齢差が3倍以上、しかも女性が超高齢というところが「びっくり人間さん」らしいんです。

さて、その演技は、といえば。
普通のアクロバットをイメージすれば、この「びっくり人間さん」たちの演技自体はごくごくスタンダード、いや、はっきり言うとそれほど大したモンではないです。
しかし、84歳という演技をしている女性の年齢を考えますと、スゴイことやってます。

『兄ちゃん、ばあちゃんを肩に乗せちゃったよ。落ちたらどうするんだっ。ひえっ、ばあちゃんつかんでそんなに振り回したら脱きゅうするってば。あっ、お年寄りを投げるなっ! 死んだらどうするっ!? うわ〜っ、ばあちゃん股裂き(スプリット)やってるぅ〜。そんなんしてたら骨が折れる〜っ。老人性骨粗鬆症(ろうじんせいこっそしょうしょう)が心配じゃないのかっ!?』

もう、アクロバットでドキドキするというのではなく「ばあちゃん大ケガ、ヘタすりゃ死ぬかも(汗)」というハラハラ感が演技の間じゅう続きます。

そりゃあ、特注っぽいコスチューム着てますし、よく見るとピアスをずららっとしてますんで、彼女がフツーのその辺にいるお年寄りじゃないということは分かるんですけど、それでもやはり、この年齢の人がこういうことをやっている(やらされている?)光景はパフォーマンスではなく、どうしても「老人虐待」に見えちゃいます。

そしてその横で軽やかに爽やかに楽しげに演奏する COLDPLAY 。

『これは本物のワイドショーじゃなくて、PV』
心の中で分かってるつもりでも、つい、
『演奏なんかしてないで、ばあちゃんを助けてあげろよ〜。なんなら、ばあちゃんの代わりにお前がアクロバットしろっ、クリス・マーティン!(ついでに、その髪型もヘンっ!)』
と、ハリセンの一発もかましたくなります。

きっとこのPVは歌詞の中の「And the hardest part was letting go, not taking part was the hardest part(一番辛いことは 自分がすることではなく 誰かにさせること)」から来てるんでしょうが、やはりここではクリス・マーティンがおもむろに着ている服を脱ぎ捨て、ばあちゃんの代わりに25歳の兄ちゃんと、ねちこいアクロバットショーを繰り広げてくれたほうがピッタリくるような気がします。

今からでも遅くないっ。
これからアクロバットをマスターして MTV Video Music Awards 受賞をめざすんだっ!

ということで。
次回作ではクリス・マーティンが「人間大砲」に挑戦します(笑)
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by kaoru_oishi | 2006-05-25 12:01 | きむらとギターと音楽


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