2006年 02月 28日
どうも。きむらです。 昨日の朝、水を飲もうとしてタンク式の浄水器のボタンを押したら、水がドバ〜〜〜〜〜〜ッと出て、止まらなくなりました。 どこをどうやっても水は出続け、たちまちキッチンは水びだし。しょうがないんで、電源のコードを引っこ抜いたら、やっと動作が止まりました。 これから支度して出かけなきゃならないのに、どうしてくれるのぉ〜〜〜〜っ(怒) 幸い、キッチンのフロアは水がしみ込まないタイプの素材なので、簡単にちゃっちゃっちゃと拭いて済ませちゃいましたが。 きむら子供を学校に送り出してから、浄水器のフィルターを取り替えて、再度挑戦。 また水びだしになっちゃいました〜っ(涙) 今度は電源を入れるなりボタンを押さずに水がジャーッと出たので、電気系統が完全にイカレてるようです。 一応、引っくり返してみたりもしましたが、とても素人が直せるたぐいの故障ではなさそうですし、保証書(保管してあったんですっ! スゴイっ!)を見たら、見事にサービス期間を過ぎてました。 でも。 保証書に貼りつけてたレシートによると、買ったのが2004年4月。 2年以内にオシャカになるなんて、早すぎっ! 実費で直してもらうことも考えましたが、こちらは修理の人件費が高い上に、買った店でなく、自分で郊外の工場に持っていって交渉しなければなりません。 高価なオーディオビジュアル機器ならともかく、浄水器のような高額でない電化製品だと手間と費用をかけるワリが合いません。 しかたないので、相方に電話して仕事の帰りに新品を買ってきてもらうことにしました。 で、夜。 相方がデカイ袋をかついで、フーフー言いながら帰ってきました。 「やった〜、これで水が飲める〜。・・・・・おかえりなさい」 ねぎらいの言葉もそこそこに袋の中身を見る、きむら。 「・・・・・ああ(落胆)」 袋に入っていた箱には、今朝壊れたのとまったく同じ形の浄水器の写真がついてました。 「また同じヤツ、買ったの(脱力)」 「うん♪」 そうなんです。 きむら家では1998年に「シドニーの水道水に寄生虫がいる〜っ!」と大騒ぎになって以来、浄水器を使うようになりましたが、この8年弱の間、一貫して同じメーカーの同じ浄水器を買っています。 そして、今までも同じように2、3年でダメになってましたから、きむらの記憶が正しければ、これで4代目のはずです。 パースの相方の実家でも2台同じタイプの浄水器を買い替えてますから、それも計算に入れると、合計6台も同じのを買い続けていることになります。 この浄水器、特に優れているとはいえません。 むしろ機能といい、デザインといい「こんなの、日本だったら絶対に売れない!」と太鼓判を押したくなるくらいのトンデモ製品なんです。 何がいいかというと、大手メーカーの製品なんで、取替用のフィルターともどもデパートや家電量販店で必ず手に入るということぐらいでしょうか。 がっくりと床にへたり込んで箱を開ける気力もないきむらを励まそうと思ったのか、相方が箱を指さしました。 「ほら」 「え?」 「名前が変わったんだよ。前のは「Therapeutics Water Filter & Chiller」だったけど、今度のは「Therapeutics Deluxe Water Filter & Chiller」。デラックス! あとね」 相方、箱を開けました。 「今度のは白じゃないよ。シルバーだよ〜」 「デラックス」って、色が変わっただけじゃんっ!(怒) きむら子供はメタリックな外装を見て「クール!」と喜んでましたが。 ・・・・・。 おかげさまで、新しい浄水器は無事に作動してます。 でも、なぜか水がノズルから真っすぐ出ず、少し傾いちゃってます。 U2じゃありませんが、こうなったら「She wore lemon 〜♪」と歌いながら愛用しようと思います(苦笑) (蛇足) 日本では「レモン」というと、何となくさわやかでおしゃれなイメージがありますが、英語の「Lemon」にはフルーツのレモンの他に「欠陥商品」「ばか者」という意味もあります。 「「れもんちゃん」なんて、女の子の名前にいいかも〜」と思ってる方はお子さんが将来イジメられる可能性があるので、止めといたほうがいいかもしれません。 なんて。 以前、知り合い(こちらに住んでる日本人女性、妊娠中)が、 「もし女の子だったら、Marlaにしようと思うの」と言いました。 (そ、それって・・・) 「に、日本語ではどう書くつもりなのっ!?(滝汗)」 きむら、慌ててたずねました。 彼女、きむらより若いからでしょうか、どうもその単語を知らないようです。 「「まーら」だけど、きっと横棒は認められないと思うから「*ら」かな?」 あのー。(脂汗) 横棒というか、何と言うか。 「ま*」って「棒そのもの」の隠語なんですけど、ご存じないんですねっ!? きむら、心中すんごい葛藤がありました。 言うべきか、言わざるべきか。 う〜むむむむ〜。 でも。 彼女の生まれてくるお子さんの将来を思い、心を鬼にして言いました。 「*ら」が日本語で何と言う意味かを。 ・・・・・。 以来、彼女と会う機会がめっきり少なくなっちゃいました。 しかも。 幸か不幸か。 生まれてきた赤ちゃんは「男の子」でした。 そうと分かってれば、余計なこと言わなかったのに〜っ(涙)
by kaoru_oishi
| 2006-02-28 12:23
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