2006年 02月 16日
期待されなくても金メダル
どうも。きむらです。
朝、ラジオのニュースで「オーストラリア、金メダル取りましたっ!」なんて言ってたので、びっくりしました。

先週から始まった冬季オリンピックですが、オーストラリアでの報道はすんごく少ないです。夏のオリンピックは「水泳」があるせいか、ものすごく注目を集めますけどね〜。

新聞のサイトによると、オーストラリア人が冬季に金メダルを取るのはこれで史上3つ目とのことです。以前の2つは2002年の冬季オリンピックで、ジャンプ(エアリアル)の Alisa Camplin とスピードスケートの Steven Bradbury(他の選手がコケて1番になった人)は一躍脚光を浴びました。

今回金メダルを取った Dale Begg-Smith は「カナダ生まれで、21歳にしてネット事業で億万長者」と紹介されてます。なるほど、資金面でも問題ないからじゅうぶん練習ができたんでしょう。カナダ在住と思われるので、英語もオージーアクセントはないかもしれません(注:国籍はオーストラリアでも、強豪国に在住していてオージーアクセントがない選手はワリといます)

それと。
今朝、カフェで読んだ新聞には「なんとか選手(名前忘れました、女性)は1年半前まではビーチ競技の選手だったが、AIS (Australian Institute of Sports:国立スポーツ選手育成機関) に見いだされ、スキー競技に転向した」なんて記事もありました。今年19歳のその選手は、それまでにスキーをしたことが1回しかなかったそうです。
それでオリンピックに出ちゃうなんて、これまたちょっとびっくりです。

日本にも橋本聖子という水陸両用、じゃなくて、アイス/バイク兼用の選手がいましたけど、オーストラリアの場合はとにかく国民の大多数が子供のころから広くスポーツに慣れ親しんで育ってきてますから、人材の数が日本とは比べものにならないくらい豊富でしょうし、選手個人もどんなスポーツにでも転向出来るようになっているのではないかと思います。

今のいままで、ニュースのスポーツで「クリケット」と「デイビス・カップ(テニス)」の後に報道されていた「トリノ五輪」ですが、金メダルを取ったことですし、今日あたりはトップニュースになると思います。

メダルの期待を一身に受け、何だか辛そうに見える日本の選手に比べると、母国から全く期待されずにのびのび競技を楽しんでいる(ように見える)オーストラリアの選手はラッキーかもしれません。

2002年の Alisa Camplin の金メダルのときは、開催国側も全然予想してなかったのか単におポンチだったのか「オーストラリア」と「オーストリア」を間違えて、授賞式にオーストリア国歌を流したらしいですけど、トリノ五輪では同じ悲劇を二度と繰り返さないでもらいたいものです(笑)


(追加)* TVニュースの聞き書きなので、間違ってたら随時訂正します。
この Dale Begg-Smith という選手が何者か知りたくて、夕方のニュースを見てみました。彼は「5年前にオーストラリア国籍になった」そうで、それまではどうやら二重国籍保持者だったようです。
で、現在は主にアメリカとヨーロッパに住み、スキー三昧の生活をしていて、オーストラリアではメルボルンとNSW州のスノーウィ・マウンテン(唯一のスキーリゾート)に家があるそうです。
で、びっくりしたのが、その財力。
13歳でネットビジネスを立ち上げ、現在の資産は4千万豪ドル(約34億円)、思った通りスポンサーは「自分自身」で、オリンピックを目指してきたそうです。

どっひゃあ〜っ!!
何て「手弁当な人」なんでしょう!

何だか、事前に「母国オーストラリアのために死力を尽くしますっ!」とかいう彼のコメントを聞かなかったのが分かるような気がします。
もう、これからのオリンピックはスポーツの才能のある「お金持ちな人」が、自分で自分に出資し、出場できそうな国の国籍を取得して出場するようになるかもしれませんね。
でも。
「個人スポーツマン vs 国家が勢力をあげて育成したスポーツマン」ということで、それはそれでおもしろいと思います。


(蛇足)
きむら家でも「スポーツをしなとかないと、後の人生で絶対後悔するぞ〜」と、ほとんど恐喝まがいにきむら子供(上)をスポーツクラブに加入させました。
水泳の場合は、泳げなかったらオーストラリアでの社会生活に支障をきたすぐらい深刻な問題なので、きむら子供が物心つく前からプールに連れていっていますが、他のスポーツに関しては、特に英才教育をしようとかいう野望がありませんでしたから、クラブの受け入れ年齢に達する今年まで何もさせてませんでした。
で。
きむら子供(上)の年齢ですと、ネットボールとホッケーという選択肢があったのですが、きむらの血を引いて大変喧嘩っ早いという気質を考慮して、ホッケー(スティックによる凶器攻撃が可能)ではなく、ネットボールを勧めときました。
でも。
本人によると「ユニフォームがカワイイ」がネットボールを選んだ理由だそうです(脱力〜)

ま。
どんな理由であれ、スポーツをやってくれれば、きむらも相方もばんばんざいですっ(笑)
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by kaoru_oishi | 2006-02-16 16:45 | It's Sporting Life


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