2005年 11月 19日
どっか〜んっ!!
どうも。きむらです。
今日のシドニーは何だか蒸し暑いです。

冬が終わって春になり、さらに夏が近づいてくると、動植物や人間だけでなく、産業も活気づいてきます。
2年前のピーク以来低迷が続いていた不動産及び建築業界も、新聞広告を見た感じではそろそろ復活の兆しが見られます。
・・・なーんて、新聞を読むまでもなく、ちょっと静かにしていればご近所からひっきりなしに聞こえるドッカンドッカンという音で建築業界の好況が手に取るように分かるんですが(笑)

きむら家の周囲は今年はなぜか renovation (改装) ブームに湧いておりまして、そこらじゅうでドッカンドッカンやってます。

例えばきむら家の隣のとなり。
いつぞやご紹介した、ギターのライバルが住んでいたおうちなんですけど、3年ほど前にこの家を購入して以来計画していた改装がやっと始まることになり、春になると同時に仮住まいのほうへ引っ越していきました。
こちらでは改築に際し、事前に計画をご近所さんに知らせて許可をもらわなければいけないという決まりがあります。
そこのお宅も工事が始まる前から長いこと図面付きの立派な計画表を家の前に掲示してました。
でも、きむらったら、日々の忙しさにかまけて、つい、立ち止まってじっくり読むこともせず「ふ〜ん。2階を建て増しするのかぁ」と図面をちらりと見ただけでした。

そして。
ご家族が引っ越した数日後からいよいよ工事が始まりまして。
朝夕前を通るたびに撤去作業を見てたんですけど。
あれよあれよというまにドアがなくなり、窓がなくなりするうちに、気がついたら側面の壁を残してぜ〜んぶなくなってしまいました。

どうやら renovation ではなく、rebuilding (改築) だったようです。
特に個性的でもないごく普通の家でしたが、ご近所の景色の一部分がぽっかりなくなってしまうのは、見ていて何だか不思議な気がしました。


で、先日。
仕事に行く途中その家の跡地を通りがかったら、そのおうちの奥さまを見かけました。
作業の進み具合を見にきたんだそうです。
仮住まいでの生活やご近所の動向など、会わなかった間の話をして、来年の春には仕上がるという改築計画を『いや〜、こっちの業者が「春」と言ったら、本当に出来るのは、やっぱ「秋」だよなぁ』と思いつつ聞いておりました。

奥さま「今度は地下にワインセラーを作るつもりだから、今、下を掘ってもらってるところなのよ」
きむら「何か「お宝」でも出てきませんかね〜♪」
奥さま「ほんとね♪ 人骨とか出てきたら困るけど・・・あ、そうそう、3年前にこの家を買って引っ越してきたとき、前に住んでた人が床下に置いていった箱を見つけたのよ。何が入ってたと思う?」
きむら「さぁ。お宝、じゃあないですよね?」

一瞬、奥さまの顔がにへら〜っとなりました。

奥さま「ブラジルのポルノビデオが箱にぎっしり入ってたのっ!!」

きむら「そ、そりゃホントの「お宝」じゃないすか〜っ!」

二人で、どはははは〜っとひとしきり大笑いして、それから別れました。
そして、きむらは『なんだ〜、それならご近所のよしみで一本ぐらい「おすそわけ」してくれてもよかったのに〜』などと考えながら駅に向かって歩き出したのですが。

ふと、思い出しました。

あの家の前の持ち主って、
80代ぐらいの二人のおばあさんだったんですよ(長いことそこに住んでいたらしい)
じっくり話したことはなかったですけど、通りすがりにあいさつしながら「上品そうなおばあさんだな〜、一緒に住んでるってことは姉妹なのかな〜」なんて思ってました。

て、ことは。
あのおばあさんたちが見てたってことですよね。
ブ、ブラジルのポルノビデオをっ。
・・・・・。(汗)


どっか〜んっ。
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by kaoru_oishi | 2005-11-19 21:08 | その他もろもろ


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