2005年 05月 12日
(更)白昼の恐怖
どうも。きむらです。
5月も3分の1以上が過ぎました。
日本ではみなさん「5月病」にお悩みの時期かもしれません。
「こ〜の、新緑の季節に仕事/勉強なんて、やってらんね〜よっ!」
という気分でしょうか。
・・・あれ、違いますね。
5月病って、どんな症状でしたっけ?
そういえば。
きむら、日本にいたときには一度もかかった記憶がありません。

ところで。
今、きむらは「5月病」の真っ最中です。
でも、日本のとはだいぶ違います。
「あ〜、これから寒くなっちゃう〜。キライなのぉ、寒いのはっ。
乾燥して指が割れるから、ギター弾くの辛くなるしぃ〜、
朝は、起きる時間もまだ真っ暗だしぃ〜、
夕方には日がすぐ沈んじゃって、真っ暗な中、きむら子供連れて家に帰らなきゃならないしぃ〜、
もう、ヤだぁ。サイテ〜っ!(泣)」

という気分になって、落ち込むのです。
(このときの口調が「オキャマ」になる理由は不明)
日本ですと「10月中旬から11月下旬にかけて病」に相当するのだろうと思います。
もし、そういう名前の病気があればの話ですが(爆)

さて。
ある日のこと。
「さささ、寒いぢゃないかぁ〜(泣)」と5月病(?)に苦しみつつ、きむらはきむら子供と一緒に○クドナルドの前のテーブルに座って、ビル風にさらされておりました。
すると。
寒いところに座っていたせいか、あるところへ行きたくなってきました。
そうです、トイレです。
「かくかくしかじか」と、一緒に来ていたきむら子供の友達のお母さんに事情を話して、きむら不在の間、きむら子供を見ていてもらうことにしました。
準備万端整えて、いざ、トイレへ。

そこは駅前の広場を高いビルが取り囲む「プラザ」と呼ばれるモールでした。
ビルの一階がさまざまな食べ物を売る「フードコート」となっているので、昼どきには近くで働く人たちで、なかなかのにぎわいを見せております。

きむらは、まず、人どおりをざっと見て、一番行き来の多い通路へ行ってみました。長年培ってきたカンですと、普通こういったところにトイレがあるもんです。

「ありゃ」

トイレはありませんでした。そして、通路をたどって歩いていくと、ビルの外側に出てしまいました。きむら、首をひねりつつ、ぐるっと回って、違う入り口から再びプラザに戻ってきました。

プラザの正面入り口にはモダ〜ンなガラスの案内板があります。
それによると、トイレはあるんです。
「Chandos Walk、か」
今度は野性のカンには頼らず、素直に表示に従って歩きました。
「あれっ?」
Chandos Walkは、ついさっき、きむらが歩いた通路でした。
(もしかして、見落としてたのかも)
きむらは同じ通路を歩いてみました。今度はじっくり時間をかけて。
でも、やっぱりトイレはありませんでした。

ぐるる。

音がしました。
ヤバいです。

(*〜!!)

なんとか、体の内なる獣の咆哮をなだめつつ(おお、文学的表現だ(爆))、スピードを上げて他の通路を片っ端から歩きまわりました。
でも、どんなに探しても、トイレは見つかりません。

ぐるるるるっ。

ああ、もういけません。
スピードを出すこともかなわなくなってきました。
一歩一歩、前に出す足がもつれます。

(も、もうダメかもしれないっ)
気が遠くなってきました。
でも、きむら子供を置いてきているし。
こんなところで「遭難」しているわけにはいかないのです。
それに。
こんなオフィスビルの立ち並ぶ、おサレなプラザで、もし「事を起こして」しまったら。
・・・・・。
恥ずかしくて、2度とこの地に降り立つことができなくなってしまいます。
それは困ります。

がんばれ、がんばるんだ〜。

きむらはどうにか再び広場に戻り、今度は駅へ向かいました。
駅にはトイレがあるのでした。
改札の向こうで、ダークグリーンのトイレの戸が燦然と輝いているのが見えます。
何とか足を引きずるようにして、きむらは駅の改札を目指しました。

「かくかく、しかじか〜っ!!」(絶叫)

きむらの表情を見て、その深刻さを察したのでしょう。
駅員はあっさり切符ナシでも改札口を通してくれました。

・・・・・。
はああ〜。助かりましたぁ〜〜っ(安堵)
一歩間違ったら、本当に危ういところでした。

それにしても。
どうしても納得がいかないので、駅員に聞いてみることにしました。
「あの。このプラザって、トイレは・・・」
「ないの」

・・・やっぱりないんですか(汗)

信じられません。
このプラザができたのは2、3年ほど前です。これだけモダ〜ンなデザインなので、現代の最先端の技術が導入されていると考えられます。
駅だって、プラットフォームにエレベーターがついてますし、隣の総合病院とはプラザから陸橋で行き来できるようになっています。
便利なところなんです。
近くに会社や店、学校などもありますから、乗降客もかなり多いです。

それなのに、トイレがないなんてっ!

確かに。
○クドナルドのテーブルから見ていると、時おり、きむらと同じ問題を抱えた人々が、青ざめた顔で改札を通って駅の構内へ入っていきます。
しかし、その頼みの綱の駅のトイレはなぜか個室で、男女それに車いす用各1つずつしかありません。
通勤ラッシュなどの混雑時にはとても足りないでしょう。
そうなると。仮に少なく見積もって1日1人としても、年間350余人の方々がモダンな高層ビル群のふもとで、トイレにたどりつくことなく力尽きているものと推測されます。

「便」利さを提供しているはずのプラザが、人々の基本的欲求を満たすことすらできないというのは、なんとも皮肉なものです。
(It is ironic that the plaza which would provide for the convenience of people can not serve for the most basic human needs - a nature call-.)

シドニー在住の方の中でこれ以上の犠牲を出さないために、声を大にして言っておきます。

Forum Plazaはトイレがありませんよっ!


(蛇足)5月17日(火)雨です
昨日、新しい投稿しようと思ってたんですけど、雨が降ってきちゃって。
こっちの雨は、降るときはもう「こんなに降っていいんか〜っ!?(怒)」というくらい降るもんですから、夕べは雨漏りが心配でオチオチ書いてられませんでした(笑)

あと。
小説の方も、少しテコ入れが必要なほど、はかどってません。
仕事だと、どうしても締め切りというものがあるので、それに向かってしゃにむに自分を追い込んでいくんですが、こんな風に特に締め切りもゴールもなくだらだらと書いていると、ときどき方向を見失ってボヤ〜ッとしてしまいます。
で、気がつくと、ストーリーがとんでもない展開になって「おっとっと」と軌道修正したり。
まるで、背泳ぎしていて、いつのまにか隣のコース(ひどいときはもっと先)に侵入しちゃってるような感じです。

それにしても。
背泳ぎの選手って、進行方向見てないのに、どうして真っすぐ泳げるんでしょうね〜?
きむらなんて、どの泳ぎ方しても真っすぐ進みません(笑)
(水泳はクロールのフォームが「とても美しい」と褒められたのが自慢です(えっへんへん♪)しかし、フォームがきれいなだけで、前にはほとんど進みません(笑)しかも、フォームは美しいと言われても、水着姿への賞賛はまるでなかったりします、ってか「見なかったこと」にされがちです(爆))
[PR]

by kaoru_oishi | 2005-05-12 21:28 | その他もろもろ


<< もー、寒いったらありゃしない      秋の夜長の怪 >>