2005年 05月 09日
秋の夜長の怪
どうも。きむらです。
仕事が一段落つき、少し生活にゆとりが戻ってきました。
1か月以内に、また仕事の第2波、第3波が押し寄せてくることになってますが、ま、それまではちょこっと時間があるので、今という時間を楽しんでおこうと思います(笑)

そういえば。
過去2週間の忙しい日々を振り返ってみたら、不思議なことがありました。

ある夜なんですけど。
夜明けより更に前、4時半ごろ目が覚めました。
相方が電話で話す声が聞こえたもんで。
相方は仕事の関係で夜とか明け方に電話をかけます。でもって、向こうからも、とんでもねー時間に電話がかかってきます。
普通は、眠りがものすごく深い相方に代わって、きむらが速攻で電話を取り、ガシガシと強烈に揺さぶって相方を起こすんですけど、連日深夜遅くまで起きていたせいか、その日のきむらは電話の音では起きませんでした。
ま、それはさておき。
せっかく目が覚めたので、トイレに行き、またベッドに戻りました。相方もきむらがトイレに行っている間に用事がすんだようで、先にベッドに入ってすっかり爆睡してました。

きむら子供が起きる時間までは寝とかなくちゃ。
きむらは再び寝る体制に入りました。

すると。
通りの向こうから足音が聞こえてきました。

きむら家の前は坂になっておりまして、コンクリートの階段が続いています。
そんなに人通りは多くはないですが、駅やバス停から近いせいか、結構夜遅くなってもこの階段を下りていく人はいます。金曜や土曜の夜ともなると、クラブ帰りの酔っぱらった若者がバカ騒ぎをしながら通っていくこともあります。

しかし。
その時間は明け方前の深夜。始発の電車も走っていない時間帯です。
しかも。
コンクリートを歩く靴音はかなりよく聞こえます。静かな夜なら、階段のてっぺんから数件先まで聞こえます。
ですが。
その足音は、きむら家の手前からいきなり聞こえてきました。

カツカツカツカツカツ。

コンクリートを踏み締める靴音が、きむら家の前を通っていきます。

そして。
ふっと途絶えました。

きむらはベッドの中で耳を澄ませました。
きっと立ち止まって何かしているんだろう。
そう思いました。

でも。
足音は一向に聞こえてきません。
階段の脇の空き地を通っていったのだろうか。
そう思いました。
しかし、空き地は薮になってますので、踏み込もうものならコンクリート以上に草木をかきわけるガサガサという音が聞こえてきそうです。
それに。
深夜の暗がりの中、階段があるのに、わざわざ薮をかきわけて下りていく人がいるようにも思えません。

じゅうぶん待ってから、きむらは起き上がり、ブラインドの隙間から窓の外、階段のあたりをうかがいました。

・・・・・。

お約束ですが。
外にはやっぱり誰もいませんでした。

げげっ(冷汗)
背筋を寒気がぞぞぞぞぞ〜っと駆け上がりました。

わ〜、怪奇現象ですかっ、怖いじゃ〜ん。相方、起こしちゃおうか。もう、おトイレひとりじゃ行けないよぉ〜。って、明日も仕事が続くのにこんなんじゃ怖くて夜更かしできない〜、それは困るぅ〜。

いろんな思いが頭の中を錯綜します。

で。
それが頂点に達したところで。

寝ちゃいました、ぐっすり(笑)
朝まで。


きっと、十代だったら、怖くて朝までずーっと起きてるんじゃないかと思うんです。
でも、もう歳でしょうか。
そういう「怖い、怖い」という感情よりも「明日、朝早いんだから、しっかり寝とかなきゃ〜」という考えが優先して、結局のところあっさり寝てしまいます。

仕事のほうも、その後も夜遅くまでしましたし〜(笑)

これって、歳を取って物事に動じなくなったってことでしょうか。
あるいは、歳を取って感受性が鈍くなったってことなんでしょうか。

それにしても。

あの足音は一体、何だったんでしょう。
そして。
あの足音の主は一体、どこへ向かっていたんでしょう。

と、一応、怖そうなエンディングにしときます(爆)
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by kaoru_oishi | 2005-05-09 00:14 | その他もろもろ


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