2005年 04月 07日
(更)きむらが「エルメス」になれなかったワケ
(注:乱暴な言葉遣いが数カ所あります)

どうも。きむらです。

4月に入って。
また、やってしまいました、掟破り
朝、きむら子供が火曜日に先生からもらった学校からのお知らせの紙を紛失したことが判明。
(校庭で他の親と話していて、初めて紙の存在を知ったきむら)
思わず天を仰いで絶叫してしまいました。

「あ〜の、おおバカヤローがぁ〜っっっっ!!」(原文ママ)

あ゛(汗)

たちまち潮が引くように後退していく日本人のお母さまたち。

ああああ〜っ。
やってしまいましたよ〜。
苦労して築いてきた人間関係が〜っ。
どうしよ〜っ。
「きむら子供と遊んじゃダメよ。口が悪いのがうつるから」
なんて、言われちゃったら。


・・・・・・・・。
ま、しょうがないか。
きむらが二葉亭四迷もハダシで逃げ出す「言文一致」ならぬ「言思考一致人間(思ったことを即、そのままの形で口に出すヤツ)」というのは今に始まったことではないし。
それに。
まず、きむら子供、日本語、話さないしなぁ(笑)
(注:その代わり、きむら子供はきむらが話す(怒鳴る)日本語は100%完璧に理解しています。聴解だけバイリンガル、ってことで(苦笑))


そういえば。
もう、ずーいぶん前になりますが、
日本に住んでいた頃、ぎっちぎちに満員の地下鉄でオッサンとケンカしたことがあります。

オッサンがつり革も握らずきむらに体重をグイグイかけて寄りかかってくるので押し返したら、
「何だあ!」
と言われたのでした。
「押さないでください」
と言ったら、
「お前が押してるんだろぉ!」
とのお返事。

頭にきました。

なので。
「あなたがつり革も持たないで寄りかかってるんじゃないですか」
と言おうとしました。
しかし。
ここで思いました。

どうして、イヤなことされているのに、こんな丁寧な言葉づかいをしなければいけないんだろう。
いくら相手が年長者で見ず知らずの人間であっても、向こうが自分を見下して乱暴な態度を取っているのだから、こちらも丁寧さを抜いた受け答えをしてもいいのではないか
、と。

そこで、言おうとした言葉を引っ込め、代わりに「きむらモード」に変換した言葉で言ってみることにしました。ちゃんとモードに合わせ、腹式呼吸で大きく発声することも忘れません。

「オマエが寄っかかってるんじゃねーか、このバカヤローがっ!」

オッサン、一瞬ひるみました。しかし、ひるみつつ、言い返します。

「何だと、小娘のクセに乱暴な口、ききやがって」

小娘ぇ〜?
なんだかピンと来ませんが、どうやらきむらを指しているようです。
まあ、その頃のきむら、青山でOLなんぞしてましたから(爆)それ相応の格好をしてましたが(てへっ♡)
きむら、自分が小娘だという自覚がまるでないんですけどぉ、まあ、この状況では応戦するしかないですね。

「オマエに丁寧な口きく筋合いはない!」

再びひるむオッサン。

「きっ、きさま、どこで働いてるっ!」

ほぉ〜。そう来たか。なら、きむらはこう行きます。

「オマエが名乗ったら、言ってやらあ。それとも、名刺、出そうか?」

そう言って、上目遣いにオッサンをにらみつけます。

「・・・ま、出さなくても、こっちはアンタんとこの会社のバッジ、覚えといたけどな」

で、その目つきのまま、にった〜と笑ってやりました。

・・・・・・・。
オッサン、ブツブツつぶやきながら、後ずさりし、駅でドアが開くなり、降りていきました。

勝負あった、のでしょうか。

その後、きむらは無事、自分の降りる駅まで快適な地下鉄の旅を続けました。
ものすごく混んでる時間帯なのに、なぜかきむらの周囲は半径1メートルぐらい空いてました。
どうしてなんでしょ。


それにしても。
こんな風にモードを変えると日本語って、ずいぶん違って聞こえますよね。英語だったら「丁寧語モード」であれ「きむらモード」であれ、ほとんど違いはないように思います。

そして。
ここまで書いて思ったんですけど。
もしかして、きむらがあのまま「あれぇ〜」と、お嬢さま(ぷぷっ)のままでいたら、誰かが助けに来てくれて、

「電車男」のような展開になってかもしれない。

きむら、気づかずに、自分で出会いのチャ〜ンスを握りつぶしてたんですね。

はっはっはっはっは〜(← もう笑うしかない)


(蛇足)4月8日(金)
あ。ところで。
きむらはいつも「きむらモード」で話しているわけではありません。むしろ、相手に合わせてふさわしい言葉遣いをしていると思います。「仕事」「年長者」「同年輩」「若手」「親しい間柄」「知り合い程度」「家族」「きむら」。こうやって普通に話していても、ざっと数えても8つぐらいの使い分けがありますね(まあ、平均的な日本人ならこれくらいでしょうか)

あと。
モードを変えるときは、声も変えなければいけないと思います。
よく、女子高生などで、きむらも真っ青な乱暴な口をきくご一行様がいますが、あれも「口調に合わせて、しっかり腹から太い声を出す(参考:女性アイドル歌手親衛隊員の声援)」「絶対に声を裏返らせないこと」「口げんかが格闘に発展することも覚悟しておく」といった基本ルールをきっちり守ってやってもらいたいものです。そして、それが守れないなら乱暴な口はきかないほうがいいと思います。


声と言えば。
青山通勤時代のきむらは、ほとんどオフィスに詰めて電話受けばかりしていました。来客があっても、お茶を出したのはほんの数えるくらい。いつも同期の他の人々がしていました。
どうしてなんでしょ。
・・・あまり深く考えないほうがいいような気がします(笑)

出張や外回りもそんなにないし、あくる日もあくる日も電話相手の仕事だったもんで、そのうち、いろいろ声を変えて話してみるようになりました。
得意先がいくつかあったとしたら、その一つひとつに違う声を当て「A社:仕事が出来るキャリアウーマン」「B社:受付嬢タイプ」「C社:オバチャン」など、全然イメージの違う人物になりきって電話応対してました。

結構、面白かったです(笑)

あのまま続けていたら「オレオレ詐欺団」にスカウトされてたかもしれません(爆)

でも、半分居眠りしていて電話を受けたときや、急用で電話をかけなければならないときは、自分が一体どの声でその会社に電話をかけていたか分からなくなって焦ることもありました(爆)

ものすごく忙しいときはデスクの電話を見るのもイヤなくらいでしたが、今、振り返ると、みんな懐かしい思い出です(笑)
[PR]

by kaoru_oishi | 2005-04-07 16:18 | その他もろもろ


<< 外国の中の外国/第2部プロロー...      (更)自分で髪を染めてみようと思った >>