2004年 12月 14日
ヤ、ヤクをくれぇ〜
どうも。きむらです。
どうして、年末って、こんなに忙しいんでしょうねー。
そして、忙しいときにかぎって「お約束」のように何かが起こったりします。

今朝、きむらは薬を買いに薬局に行きました。
薬局とは言いますが、こっち(豪州)の店は売り場面積の半分が化粧品やヘアケア製品、パンストにアクセサリーにサングラスという、きむらが長居したくない「こっぱずかしいゾーン」だったりします。
で、
「いろいろ話しかけられて、ヘアケア製品でもすすめられたらたまんないからなー」と、家から一番近い行きつけの薬局(仮にAとする)に行きました。
しかし、きむらが買おうとしていた薬はたまたま品切れでした。

自分の薬とかなら、
「めんどくさいから、買うのや〜めた」
なんでしょうが、これはきむら子供のなので、取り寄せてもらうのを待つより他の店(仮にBとする)に行くことにしました。

あ、書き忘れてましたが、こちらは日本より薬の取り扱いが厳しく、処方箋なしで買える薬はあまりありません。(逆に言うと、薬局で買えるような薬は気休め程度の弱いものなわけです)
ということで、今日のきむらは処方箋と保険証をバッチリ携帯しておりました。

しかし。
処方箋を見せたら、B店の薬剤師に「申しわけありませんが、ウチではこの薬は出せません」と言われてしまいました。

え?
でも、この処方箋、まだ有効期限切れてないし、今までにA店で2回処方してもらってますけど?
(注:処方箋には一回こっきりのと、数次処方可能なものと2種類あります。数次のほうは大抵1年間有効です)

「A店がどう処方しているか知りませんが、ウチではダメです。ほら、医師のサインの下、見て下さい」

ありゃ。

5月に書いてもらったこの処方箋には、ぐじぐじと書いた医者のサインはありましたが、肝心の医者の名前が書いてなかったのです。で、医師の名前が書いていない処方箋は無効なのだそうです。

なんてーこったい。

でも、この薬、どうしても必要なんですが。

「処方箋なしで買えなくもないですが、その場合、政府の負担なしで買うことになるので、高くなりますけど」

高くなるというのは、いくらぐらいなんでしょうか?

「処方箋で買うと20ドルちょっとですが、なしだと(計算する)ええと、70ドル以上しますね」

ええええええーっ。

3倍以上も高くなっちゃうんですか〜っ!?


処方箋の再発行はできますが、その場合はまた病院の予約を取って、きむら子供を連れていかなければなりません。それはものすごく面倒くさいです。そして、この時期ですから、医者が休みを取って不在になっている可能性も大です。

さて、どうする?

きむらはあきらめてA店に戻ることにしました。
でも。今のきむらはこの処方箋に不備があることを知っています。
「もしかして、医者の名前が書いてないことに気づかれたら、この店でも買えなくなってしまうかも〜」
内心、ドキドキしています。

「あのう。B店も品切れだったんで、戻ってきました」
「あ、そうですか」


A店の薬剤師はきむらのウソを疑いもせずに政府負担価格で薬の注文手続きをしてくれました。

あー、よかったー(安堵)

こちらに住んで十ン年、処方箋を出して薬を買うのにもすっかり慣れたつもりでしたが、規則がこんなに厳しいものとは知らなかったので、びっくりしました。
それにしても。
B店の薬剤師は「医師の名前が書いてないのに、A店はどうやって薬を処方できたのかしら」とさかんに首をひねっていました。
A店では、薬事法をすり抜ける何か特別な裏技でも使っているのでしょうか。

家に帰ると、きむらは薬の空箱に貼ってあるA店のラベルをチェックしました。
処方箋で薬を買った場合、薬の箱には処方箋と同じ情報をプリントした薬局発行のラベルが貼ってあります。

ありました。A店のロゴの入ったラベルが。
購買日、金額、シリアルナンバー。ちゃんとプリントで入っています。
そして、注目の医師の名前。

Dr その医者のいる病院名

‥‥それは医者の名前じゃないんですけど(汗)

もしかして「政府負担が、医者の名前が」とうるさく言ってても、実のところは何がどう書いてあってもオッケーだったりして。

とにかく。不備の処方箋を見せても、笑顔で薬を出してくれるA店で今後とも薬を買うことにします。


(蛇足)
昨日、きむら子供のコンサートがありました。
どうだったかというと‥‥‥‥。(汗)
きむらがこのブログで悪口雑言を吐いて、きむら子供が「破門」になってはマズいので、コンサートの詳細レポートは自主規制いたします。すんません。
しかーし。
出番は10分足らずなのに、きむら子供は終わっても帰ることは許されず、カーテンコールまでずーっと控え室に拉致監禁されたままでした。
で、親たちも子供を「人質」に取られていて面会も許されないので、カーテンコールまで会場に座ってなければなりませんでした。
3時間。
The Lord of the Rings なら楽しみつつ耐えられる長さですが、10分以外は全部ヨソのお子さまたちを見続けなければならないのです。
平日なのに、コンサートが終わって家に帰ったのが10時半。きむら子供が寝たのが11時すぎ。で、きむらが晩ご飯を食べたのが12時。
悪口雑言は吐きません。
でも。
「年に一度のガマン大会」と呼ばせて下さい。


(蛇足の蛇足)
さっき、A店で無事に薬を入手しました。
予想どおり、またしてもラベルの医師の名前のところは病院名のままでした。
で、そのときにA店の薬剤師に呼び止められました。

「あ、そうそう。さっき、B店から電話があったんだけど、アナタ、保険証をそこに置いてきてるって」

慌てて財布を確かめるきむら。

ガーン。入ってないっ!

薬は売ってくれなかったけど、ちゃんとライバル店に電話して知らせてくれる親切なB店なのでした。

保険証、明日、取りにいきます。
また、用事が増えた〜(泣)
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by kaoru_oishi | 2004-12-14 10:52 | その他もろもろ


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