2004年 12月 08日
潜入!「サンタの洞窟」
そのフロアの一角には機械じかけの木が植えて(置いて?)あり、中央に付いている顔の部分が動いて、子供たちと話したり質問に応えています。
子供たちは「喋る木」にびっくりしているようです。

きむら、きむら子供を呼び寄せました。

きむら「あの木に太陽系の惑星の名前を聞きなさい。ちゃんと順番どおりに」
相方 「こらこらこらっ!」


(どーもダメなんですよね。こういう「何でも知ってる物知りさん」みたいのを見ると。前にも、英語を話すだけのガイジン英語教師に向かって「ぬわにぃ〜、火星の衛星の名前も知らんで教師やっとんのかぁ!日本じゃ、こういうのは一般常識のうちだっ!!」とすごんでしまいました。きむら、学生だったのに(爆))

どうも。きむらです。
もうすぐクリスマスですね。

はあ。

こっぱずかしいのが苦手なきむらにとって、クリスマスはそういうムード全開の、なかなか厳しい時期であります。
街じゅう、どこを見てもクリスマスの飾りつけでギンギラしてます。
ショッピングセンターにはもれなくサンタがついてきますし、David Jonesなどのような老舗のデパートにもなると、フロアの半分を「サンタの洞窟」なる、一度入ったら手ぶらでは出られないアミューズメント・パークにしてしまったりします。

で、きむらたちは、その「サンタの洞窟」に来ているわけなんです。

そこは子供がちょこっと遊べるしょぼいゲームセンターと、タコ壷状の「サンタさんのお部屋♡」から成り立っています。
サンタさんに会いたい子供はタコ壷の外の列に並んで順番を待つのですが、それが長い。
もう、東京○ィズニーランドで「プーさんのハニーポットハンティング」のファストパスを貰う列に並んだあの日を思い出しちゃいました(涙)

そして、待つこと数十分。やっとサンタさんのお部屋に通されます。
でも。

このタコ壷、3つも4つもある。
ってことは、サンタが3人も4人もいるってワケなんです。
あの○ッキーマウスはうっかりドッペルゲンガーにならないように気を使っているというのに、ここは壷ひとつ隔ててサンタさんが複数揃ってるんですよね(汗)

順番を待つ列は一本ですが、タコ壷前に来ると、サンタのヘルパー(サンタ帽をかぶったおねーさんやおにーさん)が、

「はい、次のご家族どーぞー。あ、その部屋開きましたから、そっちから」

なんて、手際よくそれぞれのタコ壷に振り分けてくれたりします。
効率的ではあるんですけど、トイレの順番待ってるんじゃないんだから。
もう、サンタのありがたみ、大幅減ですよ〜。

で。
耳を澄ませば隣のタコ壷にいる子供とサンタ2号だか3号だかの会話も筒抜け。

子供、少しは「これって変?」くらい思ってくれよぉ(嘆息)

と、限りなくトホホな気分になります。
タコ壷の中ですることも、きっちりマニュアル通りでして、

① サンタ、子供を膝に乗せる。
② サンタ、子供の名前を聞く。(子供の発音が不明瞭だったり、答えない場合は親、あるいはヘルパーがサンタに知らせる)
③ サンタ、子供に今年1年いい子にしていたか聞く。子供、うなずく。
④ サンタ、子供にクリスマスに貰いたい物を聞く。(で、そのリークした情報を後で親に流す)
⑤ サンタ、子供と記念写真を撮る。
⑥ サンタ、子供にデパート特製のプレゼントを渡し、ヘルパーが家族をタコ壷から退去させる。

このようになっております。おそらくこのマニュアルは全国津々浦々のショッピングセンターで共通なはずです。そして、オーストラリアでなくても、英語圏のほとんどの国で同じようなことをしていると思います。
補足説明しますと、⑤はオプションで、写真撮影代というのを取られます。で、長く待たされて辛かった分、ほとんどの家族が写真も買ってしまいます。サンタに会うのはタダ!と豪語しているデパートではありますが、こうやって、しっかりビジネスしているんです。そして、⑥はぬり絵やステッカーなんですが、デパートのロゴやキャラクターがデカデカと印刷されていて、正直云って「結構ですっ!」と受け取り拒否したくなるようなシロモノです(笑)

そして、きむら子供ときたら。
延々と待ってまってまって、やっと順番が来てサンタに会えたというのに、もじもじしてサンタの膝にも乗らず、サンタとも話さず、サンタとのツーショットも拒否しちゃいましたっ。

まったく。
あれだけ苦労してサンタのタコ壷まで到達したというのに、デパート特製のしょぼいプレゼントをもらっただけですかい?

うがーっ!(吠え声)

と、まあ、そんなこんなでクリスマスが近づいてきています。
子供のテンションは日に日に高まって来てますし、
プールに行けば、例の「GIジョー」お父さんと超至近距離遭遇しちゃいますし、
きむら子供のコンサートはもうすぐですし、
料理能力、全然ないのに、ディナーをすることになっちゃいましたし、
他にもなんだかんだと行事がめじろ押しですし、
まだ一枚も書いてないクリスマスカードが箱で積んでありますし。

いっそ、何もかもうっちゃって、日本へ夜逃げしたくなる今日このごろです。


(蛇足)
この時期のショッピングセンターの目玉の「生サンタ」ですが、そのショッピングセンターがある地域のカラーを考慮した人選がなされているそうです。シドニー北部はちょっとお高いイメージがあるせいか、サンタも「ブリティッシュ・アクセントがある英国からの輸入もの」だそうですし、ミドルクラス以下と言われているシドニー西部のサンタはバリバリのオージー・イングリッシュを話すそうです。ノーザンテリトリー(北部準州)ではアボリジニのサンタも登場しますし、その地域を反映したサンタのほうが子供にとっても馴染みやすいのでしょう。
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by kaoru_oishi | 2004-12-08 09:25 | その他もろもろ


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