2004年 10月 13日
きむらの帰還
どうも。きむらです。
シドニーに帰って来ちゃいました。

↑なんて書くと、すごくスムースな移動だったようですが、ところがどっこい。
台風22号のおかげで、飛行機は定時に運航していたものの成田の出発ロビーはものすごい混雑で、「もしかして、出国手続きに間に合わないかも?」なんて、ヒヤヒヤしてしまいました。

フライト自体は順調で翌朝早朝にはシドニーに到着しましたが、予想外の伏兵「食物検疫検査」でまたしても長蛇の列で延々と待つことになりました。
オーストラリアは他国に比べ、食料の持ち込みに関しての規制が厳しいんだそうで、申告しないで食料を持ち込んだことがバレると高額の罰金を取られますし、「薬物Gメン」だけでなく「食料Gメン」の犬なんてのが荷物の間を嗅ぎ回って検挙の手助けをしていたりします。
持ち込みを禁止している食品(主に肉・卵類)が見つかったら、すぐ没収・廃棄処分になるので、きむらはそういったものは避け、ワカメなど海産品(これはオッケー)程度しか持ってなかったのですが、やっぱり「スーツケース、開けて見せなさい」と言われてしまいました。

別に抵抗する気はないですが、一回開けると、閉めるのが大変なんですよ、きむらのスーツケースは。中に子供のおもちゃ類が死ぬほど詰め込んでありますので。おかげで、検査の後は検査官の女性と二人掛かりで「うんせうんせ」とスーツケースに全体重をかけて閉める羽目になりました。

それにしても。
他の人たちを見ていて、きむらの食料持ち込みなんて可愛いもんだと思いました。
きむらの前の人なんて、あまり大量(大きい段ボールにぎっしりインスタントヌードル)だったもんで「あなた、こんなに持ち込んで本当に自分で食べるの? 売るつもりじゃない?」なんて、検査官に尋問されてましたもん。それから、いろんな国の人たちがいろんな食料を持って来ているので、検疫のエリア一帯がキムチやら香辛料の強烈なにおいがたちこめていました。
スーツケースの外からこれだけ匂うなら、Gメン犬(人面犬に非ず)に嗅がせることもなく一発でバレるのは間違いなし。

そんなこんなで、やっとこさ空港の外へ出ると、今度はタクシー乗り場で長蛇の列。
またしてもひたすら忍の字で順番を待たなければなりませんでした。

何だか今回の休暇はどこへ行っても行列に並んでいたような。
これからは、誰かに日本行きの目的を聞かれたら「精神修養」と答えることにします。

(蛇足)
2週間ぶりに職場に顔を出しましたが、一緒に働いている人たちはきむらが日本に行ってもイメチェンも何もして来なかったので、ちょっと拍子抜けしていたように感じました。
いやー、実を言うと、日本滞在中はほとんど毎日のようにきむら母に「髪型変えなさい。髪でも染めて、もっと若々しくしなさい」と言われ続けてたんですよね。
でも、きむらにとって、ヘアサロンっていうのもテーマパークと同じくらい苦手なところなんですよ。
とにかく美容師さんと話すのが苦手だし、大きい鏡で自分の顔を見続けるのも苦痛だし、雑誌を開くとページの間から誰かの髪の毛が出て来る。もう、考えるだけで身の毛がよだっちゃいます。
だから、きむら母には真顔で
「髪型を変えろ、髪を染めろと言うが、大半がそうしている今、他と同じことをして何の利益がある。何事も最初に始めた人間こそが勇気あるものである。最初にナマコを食べた人間、最初におへそにピアスをした人間こそが賞賛に値するのであって、それ以外は誰かの行なった行為の追従者に過ぎない。故にきむらは大勢の後ろから流行りを追うよりは、たった一人でも自分の在り方を確立したいと思う。いかがだろうか」(原文ママ‥‥ではなく、かなり加筆修正されている)
と言い、坂本竜馬か勝海舟ばりに諭しておきました。
そのココロは単に
「美容室行くなんて、やだよ〜ん♪」
に過ぎないんですけど。(爆)
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by kaoru_oishi | 2004-10-13 00:11 | その他もろもろ


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