2004年 09月 15日
あれからもう1年経ちました
(今日のトピックも要注意です。お食事中の読ブログはご遠慮ください)

どうも。きむらです。

月日の経つのは早いものです。
あれだけ「寒いのはいやだぁ〜」「乾燥して指が割れるぅ〜」「朝、暗くて起きられないじゃないかぁ〜」「夕方もすぐ真っ暗になるぅ〜」と大騒ぎしていた冬も終わり、シドニーはもうすっかり春らしくなりました。この分だと、今月末ぐらいからビーチに行けるような陽気になり、来月からはもう夏本番でしょう。(マジで)
何しろ、シドニーは1年の半分がほとんど夏のような気候で、残りの半分に春、秋、冬が、ぎゅっと詰まってしまっているので。

季節だけではありません。
あれから、あの忌わしい出来事からも、ちょうど1年が経とうとしています。
思い起こせば1年前の9月15日も、ちょうどこんな春らしい天気‥‥ではなくて、30度という、とんでもねー暑さでした。
そして、その暑さの中、きむらは気が遠くなるのをこらえて、こんな作業を延々繰り返していました。

薬用シャンプーで洗った二人の子供の髪をクシで梳いてはガーゼで拭い、髪の表面に何かついていないか目を凝らす。何かついていたら、強く挟んで髪から取り、親指の爪で思いきりぷちっと潰す。
ずーっとやってました。5時間も。

‥‥分かりますか、何をしていたか。
おそらく、これを読んでいる人の大多数がこんな経験はないと思います。きむらだって、できればこんなことは経験したくなかったです。

そう。
きむらは「シラミ取り」をしていたのです。
(厳密には「シラミの卵取り」)
前日に子供の1人が妙に頭ばかり触っていたので「?」と思いましたが、一夜明けて子供の頭をじっくり見て「!!」となり、駆除するシャンプーを買いに、薬屋にダッシュした次第です。

ご存じないかたのために書いておきますが、シラミ(虱、この場合はアタマジラミ)は全長3〜5ミリぐらいで、色は茶色です。「シラミ」と呼ばれているので、きむらは何となく「白くて、なんだかぶよぶよしたもの」を想像していましたが、実際は甲虫のようで、爪で思いっきり潰さないと死にません。
(‥‥ああ、書いてて気分が悪くなってきた‥‥)

そして卵は頭皮から5ミリ〜1センチくらいのところに産みつけられています。卵の大きさは1ミリほどで、片側が少し尖っただ円形で、虫の卵と言うよりは植物の種のように見えます。コイツが厄介なシロモノで、ちょっと触ったぐらいでは取れないのです。爪で髪を挟み、思いっきりぐんっと引っ張ってやっと取れます。でも、そのときにちゃんと潰しておかないといけません。ほっとくと孵化してしまうので。
(あー、目が回るぅ〜)

ちなみに、シラミが見つかった子の衣料・寝具類は家族と別に洗濯しなければなりません。なにしろ、卵ったら熱湯に10分浸けとかないと死なないというとんでもねーヤツなので。
とにかく油断がならない虫なのです。友人の中には、知らずに子供と添い寝したばっかりに自分までシラミがついてしまったという不幸な人もいるくらいです。
(‥‥もうダメだ。休憩休憩っ〜)

(1時間投稿を放置。改めて続きに入る)
前にもこのブログに書きましたが、きむらは髪の毛、特に抜け毛が苦手です。ほとんどフォビアと云っていいくらいで、洗面台の白い陶器の上を長い抜け毛がうねっていたりなどすると「ぐぎゃぁぁぁぁ〜んっ!」と叫び出しそうになります。

そんなきむらにとって、この「シラミ取り」はほとんど拷問でした。ただでさえ好きではない髪の毛を触り続け、しかも、シラミの卵を探し出しては破壊しなければならないのですから。目を凝らして見続けるため、もちろん目はものすごく疲れましたし、じっと見る度に息まで止めてしまうので、酸欠状態になり、目の前が暗くなって何度も倒れそうになりました。

幸いなこと(?)にシラミが見つかったのは子供1人だけで、しかも、きむらの「シラミ取り」が徹底していたのか、その後の再発(?)はなかったのですが、極度のストレスと目の酷使で、きむらは片目の毛細血管が切れて、翌日から2週間ほどは白目にずずずずと血が広がり、我ながら恐ろしい顔をしていました。

シラミなんて、自然にわいてくるものじゃないので、発生源はあるはずなんですが、なにせ相手は子供。いくらこちらが「頭、くっつけて遊ぶなーっ!」と言おうと「は〜い♡」と言ったそばから他の子と何かのぞき込んでいたりします。頭、ぴったりくっつけて。(泣)

親がちゃんと見ていればシラミの発生は防げるのでしょうが、なにしろ卵はものすごく小さいし、成虫はすばしっこいので、肉眼で捉えることはなかなかできません。そのため、学校から「オタクのお子さんにシラミついてますので、連れて帰って下さい」と連絡を受けて初めて気がつくというケースが多いようです。
(確かにウチの相方も全く見つけられなかった。指に卵を載せて「ほら、これがそう!」と目の前に突きつけても「え?どこどこ?見えな〜い」だったもんなぁ)
で、そういう親御さんは薬用シャンプーで子供の頭を適当に洗って、そのあと卵も探さず、翌日、何事もなかったように子供を学校に連れて来るわけです。
これじゃあ、根絶はできません。

学校のほうで1日「シラミ・デー」のようなものを企画して、学校にいる全員が薬用シャンプーで頭を洗って、お互いに卵を探し合うようにすれば一発でシラミを根絶できると思うのですが。ついでにシラミの生態などについての授業もすれば、特別学習にもなるし、一石二鳥のような。
きむら、学校から要請されれば「シラミ発見&駆除エキスパート」として、出張しちゃいますけどね。
‥‥でも、全児童の頭チェックなんかしたら、廃人になってしまいそう‥‥。

ということで、きむらにとって9月15日は「シラミ記念日」ですっ。
(‥‥はぁ、書いたぞ。‥‥すぐ‥‥ログアウトして‥‥休養‥‥しなくては‥‥)
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by kaoru_oishi | 2004-09-15 11:01 | その他もろもろ


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