2010年 03月 31日
どうも。きむらです。 日本では「子ども手当」なる法案が国会で成立したとか。 ・・・なむなむなむ(チーン) 概要をざっと見てみましたが、どうやらきむらときむら子どもには、日本に移り住まないかぎりまったく恩恵のない制度のようです。 ふ〜ん。 きむら家は「国際結婚海外在住子供現地教育」ですから「受給対象外」でも納得いくのですが、日本の企業から派遣されている駐在員のご家族などはお子さんの教育にずいぶんお金がかかるようですし、中には将来の受験を見越してお父さんひとりがこちらに来て、ご家族は日本で生活をしている方もいます。 でも、こういうケースは、子どもも保護者も日本人であり生活基盤は日本にあるが、保護者が海外に居住しているので「受給対象にならない」んだそうで。 なんか納得いきませんねぇ。 そしてかたや。 日本に在住する外国人の場合は日本国外にいる子供にも「子ども手当」が支給されるとか。 ってーことは、どこかの国のどこかの村で、 「おい、オラとこも日本の「子ども手当」とやらもらうべ。 金、かき集めて日本行きの片道チケットを1枚買い、向こう着いたらひと暴れしてブタ箱へ直行する。 そして住みかを確保したら「村の子供、全部オラの養子」と言って「子ども手当」ゲットだ。 働かないで金が流れ込んでくるなんて、笑いが止まらんのう。 え? 誰が日本に行くかって? クジでも引いて決めんべ」 なんて計画が進行していても不思議じゃないですよね。 実際問題、一体総額いくらかかるんでしょう。 考えたら空恐ろしくなってきました。 そういや。 きむらも過去に2度ほど「子ども手当」のようなものをもらった記憶があります。 確かNSW州の州知事の名で支給され、年度始めに1回、小学校以上(で上限は高校までだったかな?)の子供が対象で、きむら家は2人分の小切手が郵送されてきました。子供をちゃんと学校に行かせることも目的だったようで、申請は学校から出されていたため、きむらは何も手続きをせずに受け取ることができました。 で、その金額ですが。 なんと。 ひとり$50! 制服を買うどころか、 靴下と文房具を買ったら終了、の「焼け石に水」な手当でした。 しかも、この小切手。 保護者の名前が印刷してあったのですが、 きむらの名前のスペル、思いっきり間違ってました。 ・・・もらっても使えないじゃん(脱力) まあ、でも、親からすればはるかに足りない手当ですが、みんなが払った貴重な税金から来ているんですから$50ぐらいがちょうどいいのかもしれません。 下手に金額が多かったりしたら、ちゃんと子供の養育に使わなかったり、そのお金を当てにして家計のやり繰りが甘くなる家庭が出てきそうですからねぇ。 しかしながら、このNSW州版「子ども手当」 州知事が変わったら、あっさり廃案になり姿を消しました。 子供関係というと、その次の次の州知事が始めた「Family Funday Sunday」なる「日曜は電車・バス・フェリーが$2.50で乗り放題」というサービスがまだ存続してますけど、その知事も「Family Funday Sunday」が始まってすぐ退陣しましたんで、いつまで続くかは今の知事次第だと思います。 日本の「子ども手当」も財源が枯渇する前に廃案なり改案になってほしいものです。
by kaoru_oishi
| 2010-03-31 10:19
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